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失うものはなにもないから、やるだけやってみれば?
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プロフィール
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さっきー
年齢:
44
性別:
女性
誕生日:
1980/10/18
職業:
フリーター
趣味:
いろいろ
自己紹介:
2008年度のワーキングホリデーで渡仏を計画中。

元パティシエール、現なんちゃって料理人。

音楽好き、ライブ好き、マンガ大好き。
オタク臭プンプンです。
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お誕生日会
2009/05/15(Fri) 01:47:18
さてさて、こちらのご家族はムッシューとマダムのご夫婦、2人の男の子、ポニー2頭・ヤギ3匹・鶏3羽・ガチョウ?1羽と猫が3匹という家族構成になっております。



昨日の午後は、今週の月曜日に8歳の誕生日を迎えた長男、フランソワの誕生日パーティーが開催されました。

家族行事は蚊帳の外のわたしは出番なしだろうと思っていたら、マダムからお手伝いをお願いされた。
その内容とは。
「今日は子供が14人になるから、イタズラしないか見張っててほしいのよ」


14人!?
そんなの無理!!
フランソワもしくは二男のジャンの友達が集まるということは、8歳前後の子供が溢れかえるという恐ろし事態!
ただでさえフランス語が怪しいわたしに、もっと言葉が通じないお子様を言うこと聞かせるなんて全くもって不可能!


軽くめまいがしつつも、まあ様子を見てるだけならとお手伝い。


一人欠席で13人になったけれど、そんなの大した違いはない。
着いた早々、芝生の庭を走り回り、サッカーを始めたり、動物を追いかけまわしたりし始める。
ワーワー・キャーキャー奇声付き。

さらにめまい…。

サッカーするのはいいけど、わたしが整えた花壇に向かって蹴るのはやめてくれ…。
やたらとヤギを追いかけまわすのはちょっと…。
鞍のない馬に乗ろうとするのは危険です!


言いたいこといっぱい、ハラハラドキドキで見守っていたけど、それほどひどいことになりそうにない場合は黙認。
それに「ストップ!」と声をかけると、一応聞きいれてくれる。
とんでもないいたずらっ子はいなくてよかった…。



マダム・イブがわたしのことをちゃんと子供たちに紹介してくれて、「Bonjourは日本語でなんて言うの?」とか質問してくる。
「こんにちはと言います」と教えると、子供たちが一斉に「こんにちはー!」と元気いっぱいに繰り返す。
なんか幼稚園の先生になったみたいで、ちょっとくすぐったい。
でもそんな素直な子供たちはかわいい。

その後も時々、「これは日本語でなんて言うの?」と質問してきたり、けっこう興味を持ってもらえたみたいでよかったよかった。

しかし困ったのが、誕生日の歌を日本語で歌ってと言われたとき。
日本では「ハッピバースデー トゥー ユー」と英語で歌う…。
なんかそれを説明するのがちょっと情けなかった…。


なにはともあれ、特に大きな問題もなくパーティーは終了。
とはいえ、かなりの疲労感。

子供たちが帰った後に食器を片付けつつ、大きなため息。
イブも同じ気持ちだったらしく、2人顔を合わせて再びため息。
そしてなんでか大笑い。
こういうとき言葉は必要ない。

いつも通り外で1日雑草抜いてる方がよっぽど疲れないわ…。
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わたしが黒い訳。
2009/05/13(Wed) 06:57:15

なぜわたしが持っている服はほとんどが黒いのか?
それはわたしが元ゴスっ娘だからだ…。(元?)

好きな服のブランドはアルゴンキンやBPN。
着てみたいブランドと言えばモワティエ。
MANA様は永遠の憧れです。
もちろん「JJ」や「Can Can」なんぞ一度も手にしたことなく、一時は毎月本屋で「kERA」を立ち読みしてました。

このブログを読んでる人のほとんどが意味が分からないだろう。


わたしはフランスに来る前からウーフをするつもりだったくせに、野外作業に適した服をほとんど持ってきてない。
いや、いつ捨ててもいいやと言うものを選んできたからまったく適してないわけでもない。

とにかくほとんどの物が黒い。
これからの季節、黒いものを身につけて外で作業すると死ぬ…。
もうすでに暑くて汗だく。

新しいものを購入するお金もないし…。
夏のバーゲンで頑張るしかない。

 

先週とっても天気が良かった日に、マダムが「折りたたみの長椅子を出してあげるから、外で日光浴でもしたら?」と提案してくれた。
庭には緑の芝生が生い茂り、燦々とした日光が降り注ぐ。
とっても魅力的な提案。


CIMG1863.JPG


ついでに手の甲だけかっこわるく日焼けしてたので、腕もちょっと焼いてバランス良くしようと思い立つ。
半そでを着て、顔と手の甲だけ日焼け止めを塗って、いざ日光浴!

少しだけ読書をして、その後は1時間くらい昼寝。
暑くて汗かくほどだったけど、風もあったのでそれほど不快でもなく。


そしたら!
思っていた以上に日差しが強く、予定よりもずいぶん日焼けしてしまった!
3日間くらい腕は真っ赤で、ヒリヒリ。
それが収まった現在は半袖の後くっきりで腕は真っ黒…。
さらにかっこわるい。。。

もともと、絶対日焼け反対!派なのに、こんなことになってしまって…。
ああ、わたしの自慢の白い肌が…。(嘘です)

 

そういえば、ずいぶん前だけど母に夏服を送ってもらうようお願いした。
届いた荷物を見てみると、なぜか冬服も交じってました。
これから暑くなるのにどうするんだ?という物の中に、BPNの燕尾シャツが…。

1年に1回着るか着ないかのライブ勝負服。笑
こんなのフランスで着る機会はない。
そして、現在のこんな色黒女にゴスは似合わない…。

 

フランスで購入した日焼け止めはセバスのところに忘れてきてしまった。
なので現在は日本から持ってきた虎の子、最強伝説・金のアネッサを使用している。
これを使っている限り、これ以上日焼けは進むまい。
が、そのアネッサもいつまで持つか。
なくなったらこっちでまた買えばいいんだけど、性能のいい日焼け止めはやっぱり高いから…。

 

 

 

本日も元気に朝から雑草抜き!
それとちょっとガーデニングっぽく、マダムと一緒に門のところに花壇を手作り。
出来上がったものを見て、2人で「いい仕事をした!」と大満足。

それにしても。
花壇を作るために土や石を手押し1輪車で運んだのだが、明らかに体力が落ちててかなりしんどかった。
2か月前は山盛りいっぱいの馬糞もそれなりに楽に運んでいたのだが。
ロバ父さんのところで付けた筋肉は、セバスのところの楽な生活でどこかに行ってしまったらしい。


こんなんで、日本で社会復帰できるのか本気で疑問。

 

フランス人は働かない?
2009/05/12(Tue) 04:14:48
ここでの滞在も1週間が過ぎて、だいたい生活のリズムがつかめてきた。

朝は9時から仕事開始。
11時くらいにお茶休憩。
12時半過ぎに昼食。
3時まで休憩。
5時前後に仕事終了。

このパターン。

土曜は半日だけ働いて、日曜日は完全にお休み。

かなりのんびりした生活だなと思う。
仕事も力仕事なんてなく、特に辛かったりしない。

それなのにマダムは何度も何度も言う。
「大丈夫?しんどかったらいつでも休憩していいのよ」
「ここでの生活はどう?仕事辛くない?」

全くもってそんなことないのでいつも大丈夫だと返すのだが、毎日同じことを言われる。


わたしのウーフ生活で一番働いたのは、ロバ父さんのところだった。
朝は8時過ぎに仕事開始。
途中休憩あり、昼食後もお昼寝タイムがあったけど、ここよりも短い時間。
仕事の終わりは日によって違うけど、5時くらいだったかな。
そして結構な力仕事があった。

それでも特にだれかに心配されたことはなかった。
たくさん働くのは当たり前!働いて休憩してご飯食べて寝る!というとても健全で健康的な雰囲気があそこではあった。



ロバ父さんのところは、その日の仕事が終われば仕事終了だった。
しかしここはまだ目途が立ってなくても「もう5時だから仕事やめなさい!」という感じで止められる。
やり始めたらキリのいいところまではやりたいわたしとしてはもうちょっと続けたいなと思いつつも、マダムが心配するのでしぶしぶ終わらせる。
なんとなく消化不良。
今の時期5時なんてまだまだ明るくて、もっと働けるのに。


そういえばセバスにも何度か「君は働きすぎだ!」と言われたことがある。
セバスのところでは、わたしとしてはあんまり働いてないつもりだった。
それなのに「もっと散歩したりとかしなさい」と言われたり、「君はバカンス中なんだよ!」とまで言われたり。
いやいや、わたしは働くために来たんです。
ぜんぜん大丈夫だと言ってもセバスはあんまり納得してない感じだった。


ロバ父さんの所では「働きすぎだ」なんて言われたことなんかない。
そういうところ、やっぱりフランス人とオランダ人は違うんだな、と実感。
オランダ人は日本人と感覚が近い。
勤勉で真面目で几帳面な感じ。
一方フランス人はたくさん働くことを良しとしない。
適度に働いて、たくさん休憩して、空いた時間は家族の為や自分の為に使う。

いい加減だな、と思うことも多々あるけれど、人生を楽しく生きるのがすごく上手な人種なんだなと、ちょっとうらやましくなる。
日本人ももうちょっとうまく息抜きができるようになればいいのに、とフランス人を見てると思ってしまう。

どんなにフランス人がいい加減でも、フランスという国はちゃんと機能している。


しかしわたしはどうあがいても日本人。
日本にいる時はもっと働いてたし、ここでそれほどたくさん働いているつもりもない。
もっと働いてもいいくらい。
なので今日マダムに言ってみた。
「わたしは働くのが好きなんです。だって日本人だから」

そしたらマダム、なぜか大ウケ。
少し離れた所で作業していたムッシューに大声で、
「あなた!ヒトミは働くのが好きなんですって!!日本人だからって!!アハハハハ~~~~!!!!!」
しばらく笑いが止まらない様子でした。

そんなに面白いこと言ったかしら?



ちなみにそんなフランス人から見ても、アメリカ人は働かないイメージらしい。
ここのマダムもそういってたし、わたしが初めてウーフした所のマダムも、
「日本人はいい人ばかりだったけど、でもアメリカ人はね…」と言葉を濁していた。

実際どうだか知らないけど。
ステファニーはそんなことなかったけどね。



しかしそんなフランス人も、飲食業やサービス業に携わってる人はたっぷり働くらしい。
フランスは週35時間労働が規則だけど、料理人なんかはそれを超えてもいい決まりがあるとか。(よく知らないけど)

働く時間がそれぞれってのは日本もフランスも同じ。
ただ間違ってもフランス人は「会社の為に」とか考えたりはしないし、仕事が生きがい!なんて人間はいないと思う。
どんなにたくさん働く人でも休みはちゃんと取るし、バカンスは絶対!

やっぱり、生きるのがうまい人たちだよな~。
いつの間にか…
2009/05/12(Tue) 01:57:30
新しいウーフ先に来て、知らない間に1週間が過ぎていた。

ちなみにフランスに来て6か月が経過。
時が過ぎるのは早いもんですね。


今度のウーフは、ブルゴーニュの北の方。

bourgogne.jpg

ブルゴーニュといえばもちろんワインの名産地。
しかしロマネとかシャンベルタンとかクロ・ド・ヴージョとかの有名高級ワインのドメーヌはもっと南の方。
滞在先の近くにワイン畑がないわけではないけれど、とりあえずここの周りには菜の花と麦の畑が広がっている。
ちょっと盛りが過ぎたけど、菜の花の黄色と麦畑の緑色が交互にまるでモザイクのように続いている。
今はとっても綺麗な季節。



今回の滞在先は、小さな民宿を営む家庭。
客室2部屋+ジット(貸別荘)一軒のこじんまりとした感じだけど、なかなか素敵なお家で居心地のいい部屋がそろっております。
パリからローカル線で1時間ちょっとという立地もなかなか。
今は週末ぐらいしかお客さんは入ってないけど、バカンス時期なんか忙しそう。


ここでのわたしの仕事は主にマダムのお手伝い。
目下のところ、ガーデニングというか庭の雑草抜きです、ええ。
こちらのマダムもどうも足に問題を抱えているらしく、歩くのは大丈夫だけど屈み仕事が辛いらしい。
その結果、しばらく庭をほったらかしにしていたら「こんな風になっちゃったのよ」とのこと。
とは言ってもそれほど荒れている雰囲気ではない。
ちょっと雑草が目立ち始めたかな、という程度。

先週月曜から土曜まで毎日雑草を抜いてもまだ終わってないのは、ただ単に庭が広いだけです。



今のところわたしは宿泊予定のないジットを与えられて、そこで生活している。
キッチン・シャワー・トイレ完備。
暖房もある。
テレビもある。
これだけで「なんて贅沢な生活!」と思えるのはセバスのおかげでしょう。

あそこの生活はあれで十分楽しかったけどね。



ウーフにもいろいろあるんだなと思ったのが、わたしはそのジットで朝・夜は一人でご飯を食べていること。
ウーフはだいたい家族のように迎えられるものだと思ってたけど、ここではあくまで仕事のみ。
その日の仕事が終わったら、あとは自由。
ジットに戻って自分でご飯を作って一人で食べる。
たまにおかずを分けてくれるけど、食卓に呼ばれたことはない。
同じ敷地内、というか、家族の生活の場はジットの目の前なんですけど。

かな~り気楽でいいんだけど、なんだかちょっとさみしい。

ま、これがここのスタイルなんだと割り切って、一人暮らしを楽しむことにしよう。



ちなみにここには25日までしかいられない。
もうちょっとゆっくりできるのかと思ってたけど、すでに次のウーファーが決まっているらしい。
急いで次の滞在先を見つけなければ路頭に迷ってしまう!
既に1件メールを送ったけれど、6月は無理で7月からならいいよとのこと。
とりあえず7月の1ヶ月間をお願いしてすでに決定済み。
しかしここの次が決まらなければ…。
もう1件メールを送ったけどまだ返事が来ていない。
どうかそこが決まりますように。


とか言いながら、1週間ぐらいストラスブールでのんびりしようかな~と思ってたりして。
出発の朝
2009/05/03(Sun) 15:14:28
ここでの最後の数日は結構いろんなイベントがあって、ブログ書かなきゃな~と思いつつも、時間がなかったのもあるけど、なんだかどうやって言葉にすればいいのか分からなかった。


チーズ農家を見学させてもらったり。
小さなバーでのめっちゃ面白いライブに連れて行ってもらったり。
メーデーで謎なイベントがあったり。

そして昨日は、わたしの最後の夜ということでバーベキューパーティーを開いてくれ、そのまま野外ライブになだれ込み。
しかし到着が遅くて3曲くらいしか聴けず、その後は遅い時間まで飲みまくり。

その場にもセバスやアニッサの友達がたくさんいて、会ったことある人はみんなわたしのこと覚えてくれてて、次の日出発するのが分かると「がんばってね!」と声をかけてくれた。
そして別れる時は「またね!」って。


わたしはここであんまり大したことしてないと思うけど、セバス達はわたしがやることをやたらと気に入ってくれて、友達に会った時は恥ずかしいくらい大袈裟に褒めながら紹介してくれる。
だからセバスの周りの人たちは、わたしのことをしっかり認識してくれてた。


ロバ父さんは「しっかりしたデキる上司」という感じだった。
尊敬できる上司の明確な指示で毎日しっかり仕事ができた。

セバスは、最初に彼が言ったとおり上司ではなかった。
上司と部下という関係ではなく、ここではみんなが等しく「仲間」だった。
セバス達の周りの友達全部ひっくるめて一つの「仲間」

ここはすごく居心地が良かった。
だからここを去るのがすごくさみしい…。



セバスの家は「Avenir」という名前の通りに建っている。
Avenirとは未来のことだ。

自転車でシャワーを浴びるためにセバスの家へ通う日々、この通りの名を目にするたびにいつも少しだけいい気分になった。
それでも昨日、最後だと思うとやっぱり寂しくなってしまった。


でもわたしは未来に行くんだ。
セバスが与えてくれたいろんな言葉にはできない形のない物を抱えて。


今も迷うことはたくさんあるけど、それでも自分がどう生きて行きたいのかしっかり認識することができた。

ここに来て本当によかった。



さあ、もうすぐ出発だ!
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