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失うものはなにもないから、やるだけやってみれば?
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43
性別:
女性
誕生日:
1980/10/18
職業:
フリーター
趣味:
いろいろ
自己紹介:
2008年度のワーキングホリデーで渡仏を計画中。

元パティシエール、現なんちゃって料理人。

音楽好き、ライブ好き、マンガ大好き。
オタク臭プンプンです。
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最後のWWOOF 最後の日々
2009/10/17(Sat) 04:17:41
現在すでにセバスの所を出ていて、わたしのフランスワーホリにおけるウーフは終わってしまった。





最後の方はなんだかどんどん人が増えて、わたしを含めてウーファーが5人いた。


そして最後の何日かは、ウーファーと、サムとその彼女、農家に住みついている2人組、8人や9人で晩ご飯を食べて、飲んで、太鼓叩いて(笑)、騒いで楽しく過ごした。


ウーファーの中にブルトンがいたので、クレープ祭りやガレット祭りをしたり、バーベキューをして、何でも炎の中に放り込んだり。




すごく楽しい日々だった。



でもそれも終わってしまった。





わたしはフランス語あんまりうまく喋れないし、人が言ってることしょっちゅう分からないし。

それなのに何故、セバスやサムがわたしのことこんなに認めてくれてるのか不思議だった。

日本で働いてるとき、こんなに「仲間」であることを意識したことなんてなかった。



言葉も文化も違う、こんなに遠い国に来て、自分が安心していられる場所を見つけるなんて…。




最後にサムが、「この近くでレストランをすればいいよ。そしたらここの野菜使えるし、僕も食べに行けるから」って言ってくれた。


そんなこと言われると、夢がどんどん広がっちゃうじゃん。





ずっと見つけられなかった、人生をかけての夢・目標をフランスに来て見つけた。

だからずっと抱えていた不安はもうない。



そのきっかけは、セバスのところに滞在したこと。




いつか、いい報告を持ってセバスの畑に帰って来たいね。








それにしても、目下の心配はわたしが畑を出る前日に現れたウーファー・セバス2。(セバスと同じ名前だった)


何気に変人がそろっているセバスの畑。
それなのにかなり真面目でストイックそうな彼。

うまくやっていけるのかな~?


ま、わたしが心配してもしょうがないんだけど。



みんなでワイワイ・ギャーギャー騒いで食べた最後の夜。
セバス2は一人静かに座っていた。

フランス人にも「控え目」という性格の人が存在したのね。







いろんな人が現れて、そして去って行って。
でも根本的には、セバスも畑も変わらないんだろう。


その安定した大きな存在が、今のわたしの心の糧。









最後のWWOOFと書いたけど、もちろんこれが人生最後なわけではない。
日本でもやるつもりだし、できれば他の国にも行ってみたい。
オーストラリアなんていいね。

観光目的ではあんまり他の国に興味無いけど、ウーフするならどこにだって行ってみたい!




そんなわけで、日本に帰ったら英語の勉強するつもり。

たぶん。


予定は未定です。
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ここがイヤ。
2009/10/14(Wed) 05:59:34

フランスでは乾杯をする時に「サンテ!」という。

「A votre sante!(ア ヴォートル サンテ)」の略で、「あなたの健康に」という意味になる。


その他には、グラスを触れ合わせた時の擬音を真似て、「チン!」と言うこともある。



それを2回繰り返して言うこともある。




…。






日本女子が口にするには少々抵抗のある言葉となってしまう…。



なのでわたしは乾杯するときは「サンテ!」と言っていた。




セバスのところに戻ってきたとき、風車を立ち上げるための技師?が何人か滞在していた。

彼らと一緒に食事を取った時、やっぱりわたしは「サンテ!」と言ったのだが、一人のフランス人が「チン×2の方が面白くない?」と、ニヤリと笑ってきた。

恐る恐る「日本語でどういう意味か知ってるの?」と聞いてみたら、「もちろん!」と。

そして彼はそこにいた全員にその意味を説明してしまった。

大ウケのフランス人たち。




それから乾杯をする時は必ず「チン×2!」と強調して言うようになってしまった、チーム・セバス。

意味の分からない人たちにはご丁寧に説明して回り、どんどん広がる意味深な「チン×2」の輪。




わたしゃ、下ネタは好きではない。


ヤケクソで、最後には一緒になって「チン×2!!」と叫んでみたりしたけど、それでも決して、下ネタが好きなわけではない。






aa75aeee.jpg
下品ですみません…。




「フランス人はこれが普通なんだ!」
「日本人はどうだ??」




こんな冗談もうまく切り抜けられないくらい、下ネタが好きではありません。








と言う冗談は置いといて。






セバスのところでの生活は、わたしにとってはすごく楽しくて過ごしやすいし、「ずっとここに住みたいな~」と思うくらい気に入っているけれど。

ひとつだけどうしても許せないことがある。



それは、セバスが野菜を粗末に扱うということ。

売れ残った野菜が倉庫にゴロゴロ転がってて、腐ってコンポスト行きということがしょっちゅうなのだ。


もちろん自分の家に持って帰って食べたりもしているけれど、「余った野菜をなんとかしよう」という努力が全く見られない。

自分が作った野菜が捨てられるのは悲しくないのだろうか??



わたしも食事を作る時は倉庫から痛んだ野菜を拾ってきて、傷んだ部分を取り除いて使ったりした。


しかしそれでもなかなか消費できないくらい余ってしまっている野菜があって。

その筆頭がキュウリ。


わたし、この世で一番キュウリが嫌いなんです…。

昔はほとんどの野菜が食べられなくて、でも今は野菜が大好きになって、それでも唯一食べられないのがキュウリ。

自分が食べれない物を調理するのは難しい。
というか、キュウリってサラダ以外にどうやって食べるんだ?


とにかく、たとえ嫌いな野菜とはいえ、なるべく捨てたくはない。

どうしよう?といろいろ考えて、思いついたのが「自家製ピクルス」。

ピクルスならわたしも食べれるし、ちゃんと殺菌すれば長期保存も可能。
なかなか消費できない野菜にぴったり。


ネットで調べて挑戦してみた。
キュウリだけじゃなく、ナスも漬けてみた。


でもしっかり漬かるまで時間がかかるみたいで、その前にわたしは退場。

だれか食べてくれるかしら?





セバスは、わたしがなんとか野菜を保存しようとしているのを見て、「そのうち冷凍するから」と言っていたけど、何日経ってもその様子は無し。



フランス人が言うことは、あんまり信用できません。
マルシェに行ってきました。
2009/10/05(Mon) 06:14:44
さてさて、行ってまいりました、アンジェのマルシェ。



以前行ったことのある近くの街のマルシェはかなり小さかったけど、このマルシェは違った。
かなりでかい。
アンジェ自体が結構大きな街なので、マルシェが大きいのは当然だけど、このあたりの地方の中でも一番大きなマルシェらしい。

マルシェはだいたい専用の建物内とか、広場の中で行われているものだけど、このマルシェは街の一角にずら~~~っと出店が並んでいるような感じだった。



「そこら辺散歩してきなよ」とセバスが言ってくれたので、軽く一回り。

野菜や果物、肉、魚、チーズ、パン、といったようなおなじみの食料品から、靴や洋服なんか身につける物も一通り。
バッグやアクセサリー品ももちろん。
料理に使う道具類もそろっていたし、裁縫道具や布も売っていた。
古道具市も出てたり。

とにかく生活に必要なものは何でもそろいそうな勢いだった。





そしてもちろん、散歩しただけでは終わらず、セバスの店で売り子もしましたよ。

案の定しばらく放置されたので…。



わたしゃ、「これください」 「はいよ!」というやり取りはできても、「これってどういう味?」とか「これはどうやって食べるの?」とか、「これとこれはどう違うの?」という突っ込んだ質問には答えられません。

答えられないと、「もういいよ」という感じで去って行ってしまうお客さんもいたり…。

セバスとしては、店番がいるからいいやという感じなのかもしれないけど、明らかに営業妨害している感が…。

わたしが一人っきりの時は明らかに立ち止まるお客さんも少ないし…。


が、相変わらずセバスに商売っ気は全くないので、あんまり気にしてない様子。

好きなときに居なくなり、好きなだけお客さんと喋りまくり、隣の店の暇そうな店番とも世間話。


一人の時ってどうしてるんだろう?
もうちょっとまじめに働いてるんだろうか?


あと、フランス流?のお釣りの数え方にまだまだ慣れない。
なんであんな変な数え方なんだろう?

ついでに時々数字をど忘れ。
「95」が言えなくて、「キャトルバーン…キャトルバーン…(えーと、キャトルバンなんだっけ?キャトルバンサンク!は85だ!) キャトルバーン???」

隣にいたセバスが助けてくれました…。


こんな奴に店番させてはいけません。




そして相変わらず、ウチの野菜は見た目が悪い。
大きさ不揃い、大きすぎ(例のラディッシュとか)、小さすぎ、虫食いの跡とか。

そのくせ、他の店よりも割高。

ビオの野菜なので、これは当たり前。
でもやっぱりお客さんは少ない。


わたしは以前、綺麗な野菜が並んでてお客さんもいっぱいの他の店を見てちょっとうらやましくなったり、ウチの野菜を恥ずかしく思ったりしたことがあった。

でもわたしは気付いた。


ビオの野菜を売っている横で農薬まみれの野菜を売ってる方が恥ずかしいじゃん!


生産者は、本当に心の底から自分の野菜を誇って人に勧めることができるんだろうか?
最近よくこのことを考える。
自分で作った野菜を、自分自身でも喜んで食べれるの?って。


セバスは間違いなく、自分の野菜たちを誇りに思っている。
自信満々にお客さんにお勧めしている。
「これおいしいよ!」って。


だからウチのお客さんは、ウチの野菜のことをちゃんと理解して買って行ってくれる人ばかり。
形が悪くても、虫が食べた跡があっても、そのくせ他の店より高くても、「無農薬である」ということに価値を見出している。


「先週は違うところにいたよね?」と、セバスの野菜目当てにやってきたマダムや、小さい子どもを連れた夫婦がウチの店を選んでくれたのを見ると、すごく幸せな気分になれる。




しかーし!

セバス!!
ビオ野菜売ってる横で、堂々とタバコを吸うんじゃない!

隣の店番も、自分とこ放り出してライターを借りに来るな!!



相変わらず、喫煙者の頭の中はよくわからんわ…。




DSCN2252.JPG
ウチの野菜たち。
車に飾ってある「AB」のマークが、オーガニック農家であることを表してます。
日本でラディッシュってあんまり食べたことないな。



でもフランス人はよく食べる。

パン・バター(有塩)・ラディッシュというのが最高の組み合わせ、だという。


たしかにこれはおいしい。
ラディッシュを一口かじった後にバターを塗ったパンもパクリ。

これだけで最高の前菜になる。





ラディッシュは農家にとってもうれしい野菜だと思う。
育てるのがすごく簡単なのだ。
種をまいて、水をたっぷりやるだけ。

成長もすごく速い。
春先だと種をまいて2ヶ月くらいかかるけど、暑い時だと1ヶ月ちょっとで収穫できるんじゃないかな?




ラディッシュは安くて手軽でおいしい、というのが魅力だけど、その見た目のかわいらしさも魅力の一つなんじゃないだろうか。
赤くて丸くてコロンとしてる感じ。

細長くてお尻が白いのもあるけど、わたしは丸い物の方が好き。



しかしこの可愛いラディッシュも、放置しているとかなり巨大化してしまう。

成長が速いゆえに、「収穫するにはちょっと小さすぎるかな?」と1週間そのままにしておくと、まるでカブみたいになってしまう。

デカすぎるラディッシュはあんまり可愛くない…。
魅力半減。



DSCN2251.JPG
右が標準サイズのラディッシュ





今日は1日かけて明日のマルシェ用の野菜の収穫をした。

前に滞在していた時は近くの街にしか出店してなかったけど、今はアンジェにも行っているらしい。

2店舗分なので、たっぷり収穫しないと。
そして今は収穫できる野菜もいろいろあるので、結局1日がかりの仕事になった。




それにしてもフランスの野菜は日本のものよりもデカい。
大きい物を良しとする雰囲気がある。
日本だと大きすぎると「大味そう」って嫌がられそうだけど。


キュウリなんて、日本の物の3,4本分ぐらいの太さがある。
種を取り除かないと食べれません。

ズッキーニも巨大になるまで放置。
普通に見る物の5倍くらいありそう。


もちろん日本サイズと同じものもあって、今日収穫したナスは普通サイズだったな。





今はトマトがいっぱい採れて、ここは種類も豊富にある。
よく見かける真っ赤なトマトはほとんど見なくて、色も形も変わったものが多い。


DSCN2203.JPG
全部トマト


左上のピンクのトマトが桃みたいでかわいい。
黄色いのは一見柿?



そしてこのトマトの中にも巨大化するものが結構ある。




DSCN2204.JPG
右が普通サイズ






DSCN2239.JPG
ピンクのかわいいトマトです。




DSCN2240.JPG
煙草の箱が無かったので、ライターと比較してみました。





DSCN2248.JPG
遠近法は使っておりません。





大きくても、お味は大変よろしゅうございました。




さて明日は、セバスに付いてアンジェの方のマルシェに行く予定。

果たして前回のように放置されて、パニックで接客するはめになるのか!?
こうご期待。



その前に、6時に起きられるのか??
風力発電中
2009/10/03(Sat) 04:46:12
畑の中に風力発電用の風車が立ってて、ぐるぐる回っております。



DSCN2208.JPG




前回滞在したときに、風車の計画は聞いていた。

この夏に一度立ち上げたらしいのだが、何か問題があったらしく、わたしが戻ってきたときには倒されていた。


その後、再び技師さんたちが集まって再立ち上げ!
幸いにもその場に立ち会えたわけです。




DSCN2178.JPG
こういう風を受ける板がくっついている。
多分アニッサが描いたんだろうな。




DSCN2193.JPG
みんなで羽の取り付け作業。





どのくらいこの風車の電気で賄われているのか知らないけど。
とってもエコでいいですね。

風車もとってもおしゃれだし。





そんなこと言いつつ、暇なときにネットばっかりやってる非エコ人間です…。

ダメじゃん。
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