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失うものはなにもないから、やるだけやってみれば?
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44
性別:
女性
誕生日:
1980/10/18
職業:
フリーター
趣味:
いろいろ
自己紹介:
2008年度のワーキングホリデーで渡仏を計画中。

元パティシエール、現なんちゃって料理人。

音楽好き、ライブ好き、マンガ大好き。
オタク臭プンプンです。
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アンジェで失った1時間
2009/04/01(Wed) 05:39:23

さてさて、アンジェへ行ってきましたよ。

アンジェまでは最寄りの駅から30分ほど。
比較的大きな街だった。
白い新しめな建物が多くて、ヨーロッパの古い町の重厚感というものはなかったけど、住むにはうってつけな感じだった。
第2次世界大戦でかなりダメージを受けたらしく、だから新しい建物が多いらしい。
それでもいくつかは歴史的建造物も残っていて、古い家屋はコロンバージュと呼ばれる木の梁が壁に埋め込まれてる建物で、アルザス建築によく見るのと同じ。
アルザス独特のものなのかと思ったら、こっちの方でもよくあるみたい。


綺麗な近代的な駅を出て、街を歩くこと約5分。
突如現れる街のシンボル、アンジェ城。

ロワールのお城と聞くと、森の中に立つ優美な白亜の城を想像するけど、アンジェ城はそういうのとは違った。



CIMG1604.JPG

城塞ですね。


よく整備された近代的な街から一転、いきなり現れるこの城。

でも中は綺麗なフランス式庭園になってたり。


CIMG1634.JPG


街も城も二面性が激しいというか。



他には古い街らしく、カテドラル。


CIMG1612.JPG

そこまで大きくないし装飾もそれほど華美じゃないけど、白い石でできていて優美な感じ。



城もカテドラルもそして街中も工事中のところが多かった。
カテドラルの門が見れずに残念。
城も工事の為に入れないところがあった。




着いた日はすでに夕方で、城の外観とカテドラルを見ただけで終わった。

セバスの彼女、アニッサの仕事が終わるのを待って、バーへ繰り出す。
そこでかなりの量のワインを飲んだ…。
久しぶりに吐くかと思った。笑
一緒にチーズとシャルキュトリーも大量に摂取。

ロワールは、豚肉の加工品が美味しい。


アニッサの行きつけのバーで、次から次へと彼女の友達が現れる。
最初の頃は名前をちゃんと覚えようと努めたけど、酔いが回ってからは諦めた。笑


多少の気持ち悪さを抱えながらも、陽気ににグルグル回る頭でアニッサの部屋へ帰って撃沈。



次の日はアニッサが働く映画館へ日本映画を見に行く。
タダで見させてもらった♪。

映画の話はまた別に。


その後はまた街をブラブラ。
そんなに見どころが多いわけじゃないけど、知らない街を歩くのは面白い。

城の中も見物。

近くに大きな湖があるらしいので、今度は自転車を持ってきて行ってみよう。


この日のうちに帰るつもりだったけど、泊まって行きなよと勧められたのでお言葉に甘えてみる。

仕事が終わったアニッサと帰宅して、夕食を取りながら本日2本目の日本映画鑑賞。

彼女が友達から借りてきた「黒い河」という映画。
1950年代のもので、もちろんわたしゃ知りません…。

かなり意味不明な内容で、なにが言いたかったの?と思う作品。
これ名作なのかしら?


で、次の日の朝帰宅。
かなりゆっくりさせてもらった。

仕事始めるの遅くなったけど、誰も何も言わない。
セバスに楽しかったと言うと、とても満足そうだった。

ここはこれでいいんだ。




で、アンジェに着いた日の夜中からサマータイムに変更になった。
29日になったとたん、0時台はなくていきなり1時となる。
んだろうけど、あんまりみんな話題にしない。
わたしも前もって聞いてたけどすっかり忘れてて、バーでお開きになって帰り際に誰かが言いだして「そういえば」って。
他のフランス人もそんな感じで、「え、それって今日だっけ?」とい人を何人も見た。

そんなんでいいのかしら?
だって、気づかないまま月曜になっちゃったら、学校や仕事遅刻じゃない?
さすがにそんなことはない、かな?


生まれて初めての時間の変更。
これってタイムスリップ?と思いたいけど、どうにも1時間損した気分。
ま、冬時間に戻るときに取り戻せるのか。
いつかは知らないけど。


そして1時間プラスされたことによって、太陽の位置と時間の感覚が合わなくてちょっと戸惑う。
仕事中は時計を持ってないので、太陽の位置でだいたい何時頃かと憶測していた今日この頃。

今はちょうど9時くらいに外が真っ暗になるのです。
変な感じ。

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煙草とバイオダイナミック
2009/04/01(Wed) 04:47:21

 

ここにきて1週間が経った。


週末はセバスがどこかに出かけているので、畑には誰も来ない。

心おきなくネット三昧だ!と思っていたら、昨日からまたもやネットが作動しない。
いつもなら朝はちゃんとつながるのに、今日は完全にダメ。
さすがにおかしすぎる。

 

一昨日とその前の夜は、スタージュのペギーがキャラバンに泊まっていた。
ペギーは一番わたしのことを気にかけてくれている。
いつも何かをするときはわたしのことも誘ってくれる。
「今日はあれをやるから一緒にくる?」という感じ。

初対面からすごくフレンドリーで、2人でいても全然気詰まりじゃない。
そんな彼女が大好きなのだが、時々なんだかテンションがおかしい。
そう思っていたら、こないだ「たまにハシシやるんだ~。高いからほんとに時々だけどね。あはははは~」と言っていた。

ま、いいけどね。


もしかしたらセバスもやっていたのかもしれない。
今はそんな感じしないけど、以前わたしはタバコを吸わないという話をしていたとき、「ほんとに1度もないの?ドラッグも??」という風に聞かれた。

タバコはともかく、ドラッグは犯罪です!

 

フランス全土のカフェやレストラン、公共機関では完全禁煙で、喫煙者にはなかなか厳しい環境なはずなのに。
年々喫煙者の数は減ってきているらしいが、それでもみんな吸っている。
そしてなぜかオーガニックにこだわる人間もタバコを吸う。
ここに来る人間もかなり喫煙率が高い。
みんなそこら辺で吸っては、吸殻をポイポイ投げ捨てる。
オーガニックの畑の傍でだ!

なんなんだろうね、これは?


そしてフランスのタバコは高い。
よく知らないがたぶん高い。
なのでよく見かけるのが、自分で紙に巻いて吸っている人たち。
その方が多少安いらしい。
タバコを吸うためにはまず巻き巻きしないといけない。
慣れてる人はそんなこと思わないんだろうけど、めんどくさそうだなとわたしは思う。
そこまでして吸いたいの?


そして外国のタバコのパッケージには容赦なく怖い言葉が書いてある。
日本みたいに「健康を害する恐れが~」みたいな遠回しな表現じゃない(今は違うんだっけ?)。
そのまんま「タバコはあなたを殺します」と書いてある。


ここに来てから何人かに「タバコ吸わないの?」と聞かれた。
吸いませんと答えると、「その方がいいよ!」とタバコ片手に言われる。

喫煙者の気持ちはわかりません…。

 

そういえばここに来たその日に、セバスの友人の家のディナーに招かれた。
その家は3歳になる女の子がいて、もう一組来ていた友人夫婦が10カ月の赤ちゃんを連れていた。
そしてその家の奥さんは妊娠中。
それに気を使ってか、タバコを吸う人間はわざわざ家の外へと向かう。
外は寒いので、まず家の中でタバコを巻き巻き。
そして、コート・帽子・マフラーの完全防寒で喫煙へ。

なんか笑える光景。

バーやレストランの外でもよく見る光景だけどね。

 


それにしてもその時のディナー。
フランス式ディナーでまじで長かった…。

わたしたちが7時過ぎに到着。
その後しばらくおしゃべり。
8時前にもう一組が到着。
わたしはかなり腹が減っていたので、これでやっとご飯だ!と思ったら、そこからアペリティフ。
空腹でも勧められるままにワインをいただく。
9時にやっとメイン料理登場。
さらにワインを勧められる。
そしてメインのタジンがとてもおいしかったのでおかわり。
しかし後々それを後悔。

しばらくフランス文化とは遠ざかっていたので(笑)、すっかりフランスの食事がどんなものか忘れていた。
ロバ父さんの家では、メインを食べて終わりだったのだ。

そこから、サラダ・チーズ・デザート・カフェが出てくる。
タジンですっかりお腹いっぱいになっていたので、泣く泣くチーズを断念。
デザートも少しだけ。
カフェのときにはショコラを勧められたが、一かけらだけ。
いろんな種類があったのに…。

そして食べ物が出てくるたびに新しいワインを勧められる。
たぶん4杯くらい飲んだ。
かなりベロンベロン。
仕上げに、カルヴァドスのようなリンゴの強い酒を飲まされる。
ボトルを見たらアルコール16%と書いてあったので、まあ大丈夫だろうと思って飲んだら、むせた。
ブランデーかこれ!?
ボトルと中身は一致してなかったらしい…。


そんなこんなで、じゃあ帰りましょうとなったのが12時前。
この日は長距離移動でひたすら電車に揺られ、知らない人に囲まれつつの食事、かなりの量の酒で、もうクタクタ。
それでも楽しそうに会話をする人たちの前で帰りたい素振りはできず。
セバスがそろそろ帰る?と聞いてきたときは、内心嬉しくてしょうがなかった。笑


フランスの週末の食卓はこんなの当たり前。
決して豪華な食事をしているわけではないけど、時間はほんと長いです。

 

 

今日は夕方からアンジェという街に行く。
セバスの彼女(たぶん)がアンジェに住んでいて、畑に一人ぼっちになるわたしを憐れんで「せっかくだからアンジェにでも行けば?」と勧めてくれた。
なのでありがたく行かせてもらうことにした。

そんなわけで、明日はアンジェ観光だ!

繋がってます!
2009/03/27(Fri) 05:49:18
現在夜の9時半。
それでもネットが繋がってる!
これまでの数日はなんだったんだ?

しかし、明日も無事繋がるかどうかは分からない…。



今日はキュウリの種植えをした。
とっても農家っぽい仕事だけど、今日した仕事らしい仕事といえばそれだけ。
時間にして1時間もない。
わたしは土に種を埋め込んだだけ。


それ以外の時間は日曜大工に精を出す。
花を植えるためのプランターを手作り。
でもそれは仕事じゃなくて趣味?
こんなのあるといいよね~とスタージュの人と話して、勝手に作ってるだけ。

それにしても、釘一つまともに打てないわたしは役立たず。
誰か釘をまっすぐ打つ方法を教えてください。



昼食はセバスとその日いるスタージュ達と取るのだけれど、おフランスらしく昼真からワインが出てくる。
わたしは基本的に勧められたものは断らないので、一緒にカンパーイ!
これが毎日。

そして夜も好きに飲んでいいよと言われているので、気が向けば飲む。
とりあえずここにきて夜も毎日飲んでる。笑


わたし確実に酒強くなった!
日本ではごくごくたまに甘いカクテルを飲むくらいで、ワインなんてグラス1杯飲んだら頭クラクラだったのに。
やっぱりすぐ顔は赤くなるけど、とりあえずグラス1杯だったら飲んだ直後でも仕事ができる。



わたしここに長くいたらダメな人間になる…。
いろんな意味で。
とりあえずこんな所です。
2009/03/26(Thu) 16:17:47

何から書けばいいのか。
とにかくここはすごい。
事前にメールで知らせてもらってたけど、想像以上。

 

今回のわたしのシェフは、バツイチ男ヤモメのセバス(仮)。
いや、シェフじゃないな。

これは彼自身が言ってたことで、自分は君のシェフじゃないよと。

ここでは、どんな仕事をどういう風にするのかは自分で考えないといけない。
逆に言うと、いつ何をしてもいいってこと。
何時に起きてもいいし、自分のやりたいことがあったらいつでもやっていい。
必要なものがあったら何でもそろえるよ、と彼は言う。

それってすごい楽じゃーん、と思うかどうかは人それぞれ。
わたしにとってはすごく難しい…。

なんと言ってもわたしは農業のことを全く知らない。
ここはいろんな野菜を作っている純粋な農家で、仕事といえばまず野菜の世話。
しかしいつ何をやればいいのか全く分からない。


さすがにその辺は教えてくれるだろう、と思っていたら、そんなことなかった…。
もう完全放置!


わたしは現在畑の隣にあるキャラバンで寝泊まりしてて、セバスは近くにある彼の小さな家から毎日通ってきている。

そんな彼自身、毎日好きな時間にやってきて好きなことをやっている。
とりあえずここに来たら、まずインターネット。
彼の家にはパソコンがなくて、ここに来ないとネットができない。
わたしには「Bonjour! Ca va?」と声をかけて、それで終わり。
仕事の説明・指示は全くなし。
最初は本当に何をしていいのか分からなくて、本気で困った。


でも彼以外の人間がここにはやってくる。
農業の専門学校に通っているスタージュたち。
彼らはここで研修をしているのだ。(たぶん)

そのスタージュたちのおかげで、何とか暇をしないで済んでいる。。
彼らの後を付いて回って、仕事を眺めたりちょっとした事を手伝わしてもらったり。

そんな彼らもセバスからはほとんど指示をもらえず、自分たちで考えつつ仕事をしている。
慣れてない人はわたしのように困って時間を持て余してたり。

でもそれがセバスのやり方らしい。
数日経って、なんとなくここのやり方がわかって来て、わたしも好き勝手するようになってきた。

 

キャラバンでの生活も、まあ悪くない。
夜は一人になるけど、それも気楽でいい。
キャラバンは3つあって、2つはウーファーやスタージュたちが寝泊まりするためのもので、あと一つはキッチンとダイニングと書斎みたいになっている。
ほとんど一人暮らしな感じで、夜はキッチンで自炊。
ここにあるものは何でも使っていいし、サラダが食べたかったら畑から取ってきていいよと言われている。笑

ちなみにセバスは生活能力ゼロで、簡単な料理以外ほとんど家事ができないとみた。
とにかくキャラバン、その隣にある巨大な倉庫、彼の家は汚い。
物を片付けるということを知らないのかもしれない。
何もかも出しっぱなし。

そして一番怖いのが、食材にも無頓着なこと。
いや、食べるものにはとてもこだわっている。
ほとんどの物がビオ(オーガニック)製品で、ビオ専門のスーパーに行ったりしている。
なのに!
買った後はどうでもいいみたいで、冷蔵庫の中に賞味期限切れのものやカビが生えた何かがあったりするのだ!
冷蔵庫の中だけじゃなく、キッチン中そんなんばっかり!
「何でも使っていいよ」と言われても、恐ろしくて気軽に料理できません!
とりあえず絶対に安全だとわかるものを使ってますけど…。

そのうち一斉排除してやる。
なにしてもいいって言われてるからね!

 

そしてここには水洗トイレがない。
トイレセッシュなるものを導入している。
水で流さないトイレ。
どうやるかというと、用を足した後その上からおがくずのような木のチップを撒くのだ。
それで終わり。
そのトイレはキャラバンから少し離れたところにあって、そして電気がない。
手作りの掘っ立て小屋で、今にも崩れそうな様相。
夜は行けません!


あとここはお湯が出ない。
そんなわけでお風呂に入れません。(なぜかシャワールムはある)
わたしは毎日セバスの家まで自転車で通って、シャワーを借りている。

 

こう書くとなんだか不便な生活みたい。
でも。


「これでその辺を散歩するといいよ」とセバスが与えてくれた自転車。
それで時間がある時にそこらへんをプラプラしたり、セバスの家にお風呂に入りに行く時なんかに見える景色。
そして夜星空を見上げる時。
日本じゃ絶対に見ることができない素晴らしいものを目にすれば、小さなことなんてどうでもよくなる。

 

人間、意外とどこでだって生きていけるのさ!



CIMG1504.JPG

 

生きてます。
2009/03/25(Wed) 18:21:42
先週の木曜にロバ父さんの家を出て、2日間トゥールーズ・カルカッソンヌを観光。
その後新しいWWOOFへとやってきた。

今度はロワール。
フランスの庭と言われる美しい地方。


ミディピレネーのWWOOFを出てからもここに来てからも、書きたいこといっぱい!な毎日だったのに、なぜかネットが繋がらなかった…。
それでも書きためようとトゥールーズでの観光日記を書いたけど消えてしまった…。
それで意気消沈。
ま、おいおい書いていこう。

とりあえず今はネットにつながっているけれど、夜は本当に無理。
なぜか電話もつながらなくなる。
ホントにどうしてか分からない。


それ以外にも、ここはおかしいことが多い。
ネタ?ネタなの?と思うことばかり!
ホントすごいですここ。

そのあたりも追々。



とりあえず現在わたしは、キャラバンで一人生活してまっす!
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