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失うものはなにもないから、やるだけやってみれば?
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女性
誕生日:
1980/10/18
職業:
フリーター
趣味:
いろいろ
自己紹介:
2008年度のワーキングホリデーで渡仏を計画中。

元パティシエール、現なんちゃって料理人。

音楽好き、ライブ好き、マンガ大好き。
オタク臭プンプンです。
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花柄
2009/09/18(Fri) 08:29:05
昨日、一昨日と二晩、男性一人で宿泊されたお客様がいた。


ここの家の中はエヴリンヌの趣味全開で、花柄の物がたくさんある。
食器や小物、寝具なんかも。

もちろん客室のシーツ類も花柄全開である。


客室は2つあって、一つはかなり大きくて2-3人用。
もう一つはやや小さめで、1-2人用。

その小さい方の部屋の寝具や小物なんかは、赤やピンク系統でまとめられている。


先日の男性客は、もちろん小さい方の部屋に滞在。


ピンクと花柄が溢れる部屋に男性一人で滞在か~。


その情景を想像して、失礼ながらも思わずニヤけてしまった。


ここに泊まるお客さんたちは、だいたいカップルや夫婦が多いので、その場合花柄でもそんなに変だとは思わないけど。

やっぱり男性一人でってのはね…。笑




なーんてことを考えてたら、今朝エヴリンヌから引っ越しの指令が出た。

今回の滞在中は、わたしは庭にあるキャラバンで寝ていたのだが、最近寒いのを心配してか、客室を提供してくれたのだ。

もちろん例のピンクの部屋だ。


わたしは男じゃないけど、間違ってもピンク花柄なガラじゃない。

そりゃ、元ゴスッ娘ですからね。

わたしがパジャマにしているジャージはドクロ柄ですよ。

…ああ、ミスマッチ。


でもシャワー・トイレ併設だし、ネット使い放題だし(キャラバンでは使えなかった)、とっても居心地いい部屋なので、ありがたく使わせていただきます。


DSCN1921.JPG





今日は一日中雨で、やっぱり大した仕事がなかった。
そんなわけで午後はお休みを頂いた。


お昼にはエヴリンヌと一緒に料理。
昨日、「フランス料理で何か作りたいものある?」と聞かれてリクエストしたのが、トマトファルシ。

トマトファルシは、トマトの中身をくりぬいて、そこにひき肉なんかを詰めてオーブンで焼いたもの。
フランスの代表的な家庭料理で、スーパーのお肉コーナーには「あとは焼くだけでOK」状態の物が置いてあったりする。
日本でいうとピーマンの肉詰めみたいなもんか。

しかしわたしはまだトマトファルシを作ったことも食べたこともなかったのだ。

やってみると、これがかなり簡単!
しかもおいしい!
中に詰める物を変えれば、味のバリエーションもいろいろ出来るので、素敵な料理だわ。

普通のトマトファルシは牛のひき肉を使うんだろうけど、今日はストックがなかったので、厚切りハムをフードプロセッサでみじんにして、カレーで味付けしたものだった。
トマトファルシ・ア・ラ・エヴリンヌ。


出来上がったトマトファルシの写真を撮ったけど、全然おいしそうに撮れなかったので、アップ無し。
ホントに写真って難しいわ…。



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写真を撮るのって難しい。
2009/09/17(Thu) 01:07:54


DSCN1907.JPG


庭で、一輪の美しいバラを見つけた。
色、大きさ、花びらの開き具合、本当に完璧に美しくて、しばらく見とれてしまったほどだった。


写真を撮ってみたけど、なかなかうまく撮れない。
この写真でも奇麗だな、というのは分かるけど、実物はこんなもんじゃないのだ。


カメラマンってすごいな、と今さらながらの実感。

いいカメラ使えば素人でも上手に撮れる?
デジカメは使い方簡単で、そこそこきれいに撮れるけど、やっぱりそこそこなんだよね。


DSCN1910.JPG
雨の後、さらに美しい (写真クリックすると大きいサイズで見れます)






天気が悪いので、大した仕事がない。

今日の午前中は、すべての時間をコンポート作りに費やした。

「保存用にいっぱい作っておくから、この籠満タンにリンゴとってきて」

いつもはその籠に半分くらい。
今日は倍。

ひたすら一人で皮むき。
2時間以上皮むいてた。

わたし果物とかの皮むくの苦手なんだよね。(料理人…)

前にディディエと一緒に皮むきした時、明らかにディディエの方がいっぱいむいてて、「わたしってノロいね」と言ったら、「ヒトミは薄く皮むいてるんだよ」と気を使われてしまった。笑



最近のひそかな目標が、「帰国まで毎日日記書く」
さてさていつまで続くことか。

フランス滞在の最後の日々の小さな、くだらないことなんかをがんばって書いていこうと思います。
秋ですね
2009/09/17(Thu) 00:51:39
ここのところあまり天気の良くない日が続いてるせいで、すっかり気温が下がってしまった。
夏の余韻全くなし。
長袖の上にさらに何か羽織ってないと寒い。
まだ9月の半ばなのに、日本でいったら10月下旬くらいの雰囲気だ。


でも考えてみたら、長袖を着なかったという月がない。
8月もパーカー着てました。
7月は寝るとき毛布かぶってました。
もちろん地方によって気候は全然違うけど、湿気が無いというのは一貫してると思う。
湿気が無いっていうのはこういうことなんだ、と実感。







さて、わたしのここの滞在もあと数日。
前にも書いたけど、このあとはヴァンダンジュをしに行くのだ。


ヴァンダンジュというのはワイン用のブドウ摘みのこと。
フランスの秋の風物詩。
あっちこっちにワイン農家があるフランスは、ヴァンダンジュは結構ポピュラーなバイト。
どこもここも人手が欲しいので、わりと簡単に仕事は見つけられるらしい。


わたしは最初、4月ごろにすでにヴァンダンジュ先を見つけていた。
とにかく早くヴァンダンジュができる所を、お金が稼げる所を見つけたかったわたしは、なにも考えず最初に見つけたところで即決した。

しかしその後、ウーフ先で知り合った人に「ビオで昔ながらのやり方でワインを作っている人を知っている。よかったら紹介するよ」と言われた。
その言葉にわたしの心は揺れた
働くのなら、やっぱりビオの農家がいい。

そんなわけで最初の所を辞退して、新しい所を紹介してもらうことにした。

しかし紹介と言っても、ただ電話番号を教えてもらっただけ。
わたしは密かに、その人が連絡取ってくれて、「日本人が一人ヴァンダンジュやりたいって言ってるんだけど」とか言ってくれるのを期待してたのだが甘かった。

わたしは電話が嫌いだ。
日本語で電話するのも元々好きじゃないのに、フランス語で知らない人と話すなんてハードル高すぎる!!

しかしそこでひるんでては道は開かれない。
決死の覚悟でお電話。
が、何度掛けても
留守電。
朝も昼も夜も留守電。
留守電のメッセージに「携帯に掛けてね」と携帯の番号が吹きこまれていたのでそっちにも電話してみたのだが出ない。

なんのための携帯電話じゃーー!!
と半ギレ。

毎回緊張で死にそうになりながら電話かけてたので、留守電に切り替わるたびにもの凄い脱力。

その後ちゃんと繋がって、「まだ余裕あるからいいよ」と労働許可をもらえたのでいいんだけど。
しかし「まだ日程が分からないから、9月の上旬にもう一回電話して」と言われた。

その9月の上旬もなかなか電話はつながらず、結局留守電にメッセージを残して掛け直してもらったのだった。

最初決まっていたところはすべてネット上でやり取り。
というか、face bookにすべて情報が公開されていた。
だからやり取りはすごく簡単だったんだよね。


ミクシとか見てても、ちらほらとヴァンダンジュをしたいという人を見かける。
でも日本でヴァンダンジュの情報を集めるのってけっこう大変。
わたしも日本にいた時にはどうやってみつければいいのか分からなかった。

以前、フランスでワイナリーツアーなどを主催している日本人のブログを発見した。
その人はそのブログにヴァンダンジュの様子をアップしていたので、思い切ってメールで問い合わせをしてみた。

ヴァンダンジュ先をどうやってみつければいいのか?という質問にその人は丁寧に返事を返してくれた。

ヴァンダンジュをしたいのなら、4月ごろに直接ワイン農家に申し込めばいい、ということだった。
よっぽど有名ワイナリーではない限り断られることはないだろうって。

美味しいワインを見つけたら、ラベルに書いてある連絡先をメモしておくといいかもしれない。
あとは、観光局なんかに置いてあるワイナリーリストを見て気になるところに連絡してみるとか。
今はホームページ持ってるところも多いので、電話しなくて済むと思います!


他の探し方としては、季節労働者用の求人サイトに結構情報が載ってるのを見た。
某有名シャンパンメーカーの求人もあった。

あとはわたしみたいに人に紹介してもらう方法。
知ってそうな人を見つけたら、「ヴァンダンジュしたいんです!」ととにかくアピールしてみると、ヒットの確率は高い。




先週休みの日に、自転車で近くのブドウ畑を見に行ってみた。
小高い丘の上にあるので、自転車だと上るのがヒーヒーいうほどしんどかった。
でも登ってみると見晴らしがとてもいいし、ブドウもきれいにできてて、すごく素敵な景色だった。


DSCN1897.JPG


DSCN1894.JPG
赤ワイン用


DSCN1895.JPG
白ワイン用


その数日後、たまたま麓を通ったらここはすでにヴァンダンジュが始まっていた。
わたしが訪れた時はだれもいなかった畑に、遠目にも大勢の人が働いているのが見えた。


わたしのヴァンダンジュは、来週から!

我が家のおやつ
2009/09/15(Tue) 06:09:57
最近よくやる仕事が、リンゴのコンポート作り。
庭からリンゴを拾ってきて、皮をむいて、傷んだ所を取り除いて、水と一緒に煮るだけ。
簡単。

ここの次男坊がリンゴのコンポートが大好物なので、とくに仕事がない時は「コンポート作ろうか」ということになる。


コンポートに使うリンゴは、べつにキレイなものじゃなくてもいい。
だから木になっているやつじゃなくて、落ちて痛んでる物を使う。
変色してようが、多少カビ生えてようが、虫が入ってようが、まったくお構いなし。
どうせ取り除いちゃうんだし。

ディディエは、そういう落ちて痛んだリンゴも平気でかじる。
洗ったりしない。
最初見た時はちょっとびっくりしたけど、わたしもできるようになった。
農薬まみれのリンゴ丸かじりよりマシだな~、と思う。

以前、リンゴの木の下にポニーを放してたのを知ってるけど、それもどうでもいいか。


DSCN1872.JPG


今はリンゴが主役。
そろそろ夏の果物は終わり。

ちょっと前まではミラベルを収穫することが多かった。
ミラベルは黄色いかわいいプラムの一種。
すごく甘みが強い。

ミラベルが取れてた頃は、よくタルトを作っていた。
種をとってパイ生地の上に並べて焼くだけ。
砂糖振りかけてもいいけど、ミラベルだけでも十分甘い。


DSCN1859.JPG
ギッシリ。


DSCN1864.JPG


わたしがここに戻ってきた頃はイチジクも旬だったけど、もうほとんど終わってしまった。
あと洋ナシもそろそろ終わりだな。


DSCN1783.JPG



イチジクはエヴリンヌがたくさんジャムを作っていた。

洋ナシ、ミラベル、そしてわたしが戻ってきたときにはすでに終わっていた普通の青いプラムは、落ちているのを拾って大きな容器の中へ。

ミラベル収穫の時にディディエに「痛んでるのも拾って」と言われたので、放置してると腐って臭いからかな?と思ったのだが。

その大きな容器の中で自然発酵させて、アルコールを作るためらしい。
これまた、痛んでようが、虫が付いてようが、落ち葉や枝が混ざってようがお構いなし。
アルコール化すればそれで消毒になるって考えかしら??

そのフルーツ酒はまだまだ発酵に数カ月かかるので、わたしは味見できません。
残念。




ここの家のフルーツたちの出来はあんまり良くない。
形悪いし、虫付いてダメになってるの多いし、木の上で腐ってるのもよく見る。
でも全く手入れしてないんだからそんなの当たり前かな。

それでもちゃんとおいしく食べれる物もできる。
形悪くても味は同じだし。
売りに出すわけじゃないからそれで十分。

そして収穫できるものは最大限利用する。
痛んでればジャムやコンポートにすればいいし、虫がつけば発酵させればいい。


無理せず、自然に、自然の物を頂く。
これぞ正しい田舎生活かな。
テレビ撮影
2009/09/14(Mon) 05:38:16
パーティーの片付けもほぼ完全に終わり、ホスト夫婦もなんとか元気になり始めたかな?という頃。

さらに新たなる事件が発生。


いやいや、事件ではないけれど。
そしてそれはあらかじめ分かっていたことなんだけど。



わたしがここに戻ってきてすぐの頃、テレビ局からこの家に取材の申し込みが入った。
WWOOFについての取材だった。


その連絡を受けたエヴリンヌは、わたしに「こういう話があるんだけど、どう?あなた出てみたい?」と聞いてきた。
番組の詳しい内容は分からなかったけど、短い時間のコーナーらしいし、わたしが出ると言っても、仕事風景を撮られる位だろう、と思い承諾した。
なんか面白そうだったし、フランスでテレビに出るなんていい思い出じゃない!と気軽に考えてのことだった。


が、その撮影がパーティーのちょうど1週間後。
エヴリンヌはまだまだお疲れ中。


しかし、彼女自身もそうなのだが、なによりも家の中や庭がテレビに映るということがかなりのプレッシャーなようだった。
彼女はこの家を他人に美しく見てもらうことに命をかけている。
前回滞在中にあった民宿の視察もそうだし、こないだのパーディーでもそうだったのだが、他人が家の中に入る以上、完璧にしておかないといけないと思うようだ。


番組側には、こちらがどんな仕事風景を撮ってもらうか提案するらしく、「どんな所がいいだろう?」と数日前からいろいろ考え、撮影当日にはいろんな小物を用意したり。
疲れていてまだまだ本調子ではない彼女にとって、これらのことでもかなりの重労働。


常にイライラしたり不安になったりしている彼女を見て、わたしが簡単に引き受けちゃったから申し訳ないな…という気分になった。




さてその番組、というかコーナーは、ブルゴーニュとフランシュコンテのあちこちを訪ねて、いろんな人にインタビューをしてまわる、という感じのものだった。
なんと生放送。


放送時間よりずっと早い時間にスタッフが登場して、庭に会場設置。


DSCN1874.JPG

こういうものが運ばれてきて

DSCN1877.JPG

開いて、

DSCN1878.JPG

どんどん膨らませていくと、

DSCN1880.JPG

あっという間に、こんな風な立派なスタジオが出来上がり。
この中でインタビューが行われます。


その傍らで、わたしたちは放送中に流す仕事風景の撮影。

リンゴ収穫したり、ジャム作ったり、動物に餌あげたり。

ジャム作りや動物と戯れるのはわたしの日常じゃないけど、まあいいだろう。笑
ジャム作りの時にエヴリンヌにエプロンを渡されたのだが、「この家でエプロンするの初めてだな」と思ったけど、もちろん口には出しませんでした。笑

多少の脚色は必要ですね。


その後編集した映像を見せてもらったのだが、なかなかいい出来栄え。
ここのウーフは楽しいですよ~という雰囲気が醸し出されている。



そして放送までの時間、段取りの説明を受けたり、リハーサルしたり。
インタビューを受けるのは主にエヴリンヌとディディエなのだが、わたしも喋らないといけないらしく。
「こういう質問するからね」と事前に打ち合わせ。


DSCN1892.JPG
リハ中



ああ~、生放送で喋らないといけないってわかってたら引き受けなかったのに~。
もし質問が聞き取れなかったらどうするよ~?
絶対発音悪い!恥ずかしい!!死にたい!!

と放送開始までの時間、後悔にさいなまれても時すでに遅し。

同じくかなりの緊張感に襲われているエヴリンヌと笑って状況をごまかしあったり。
ディディエは一人あっけらかんとしてて、大物だな~。



実際の放送時間は10分少々。
始まってしまえば、あっという間だった。
しかもわたしがちゃんと映ってたのはラスト数分。
2,3個簡単な質問されて、あわわわわ~となっている間に終了。


終わってしまえば、あっけないものだった。
あらかじめ質問を聞かされてたにもかかわらず、まっったくうまく喋れなかったが、まあそれも良い思い出でしょう。
多分…。



このコーナー、生放送だったけど、ネットでも見ることができます。
もし興味ある人いたら、直接お問い合わせを…。
1週間後には見れなくなるかも、ということを聞いたような気がするので、明日以降見れるかどうか分かんないけど。


しか~し!
せっかく事前撮影した素敵なお仕事風景。
どうもアクシデントがあったせいで放送されなかったのだ。
アクシデントというか、スタッフがテープ入れ忘れたとかなんとか。
なんだそりゃ。

エヴリンヌがかなりこの映像を気に入っていたのでとっても残念。

でも次の日には各地の友人たちにサイトのURL入りメールを送っていて楽しそうだったので、よかったかな。


疲労に疲労を重ねることになったけど、エヴリンヌやディディエにとっていい思い出になればいいな。

もちろんわたしにとっては、大変貴重で忘れ難い経験となりました。
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