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いろいろ
自己紹介:
2008年度のワーキングホリデーで渡仏を計画中。

元パティシエール、現なんちゃって料理人。

音楽好き、ライブ好き、マンガ大好き。
オタク臭プンプンです。
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秋ですね
2009/09/17(Thu) 00:51:39
ここのところあまり天気の良くない日が続いてるせいで、すっかり気温が下がってしまった。
夏の余韻全くなし。
長袖の上にさらに何か羽織ってないと寒い。
まだ9月の半ばなのに、日本でいったら10月下旬くらいの雰囲気だ。


でも考えてみたら、長袖を着なかったという月がない。
8月もパーカー着てました。
7月は寝るとき毛布かぶってました。
もちろん地方によって気候は全然違うけど、湿気が無いというのは一貫してると思う。
湿気が無いっていうのはこういうことなんだ、と実感。







さて、わたしのここの滞在もあと数日。
前にも書いたけど、このあとはヴァンダンジュをしに行くのだ。


ヴァンダンジュというのはワイン用のブドウ摘みのこと。
フランスの秋の風物詩。
あっちこっちにワイン農家があるフランスは、ヴァンダンジュは結構ポピュラーなバイト。
どこもここも人手が欲しいので、わりと簡単に仕事は見つけられるらしい。


わたしは最初、4月ごろにすでにヴァンダンジュ先を見つけていた。
とにかく早くヴァンダンジュができる所を、お金が稼げる所を見つけたかったわたしは、なにも考えず最初に見つけたところで即決した。

しかしその後、ウーフ先で知り合った人に「ビオで昔ながらのやり方でワインを作っている人を知っている。よかったら紹介するよ」と言われた。
その言葉にわたしの心は揺れた
働くのなら、やっぱりビオの農家がいい。

そんなわけで最初の所を辞退して、新しい所を紹介してもらうことにした。

しかし紹介と言っても、ただ電話番号を教えてもらっただけ。
わたしは密かに、その人が連絡取ってくれて、「日本人が一人ヴァンダンジュやりたいって言ってるんだけど」とか言ってくれるのを期待してたのだが甘かった。

わたしは電話が嫌いだ。
日本語で電話するのも元々好きじゃないのに、フランス語で知らない人と話すなんてハードル高すぎる!!

しかしそこでひるんでては道は開かれない。
決死の覚悟でお電話。
が、何度掛けても
留守電。
朝も昼も夜も留守電。
留守電のメッセージに「携帯に掛けてね」と携帯の番号が吹きこまれていたのでそっちにも電話してみたのだが出ない。

なんのための携帯電話じゃーー!!
と半ギレ。

毎回緊張で死にそうになりながら電話かけてたので、留守電に切り替わるたびにもの凄い脱力。

その後ちゃんと繋がって、「まだ余裕あるからいいよ」と労働許可をもらえたのでいいんだけど。
しかし「まだ日程が分からないから、9月の上旬にもう一回電話して」と言われた。

その9月の上旬もなかなか電話はつながらず、結局留守電にメッセージを残して掛け直してもらったのだった。

最初決まっていたところはすべてネット上でやり取り。
というか、face bookにすべて情報が公開されていた。
だからやり取りはすごく簡単だったんだよね。


ミクシとか見てても、ちらほらとヴァンダンジュをしたいという人を見かける。
でも日本でヴァンダンジュの情報を集めるのってけっこう大変。
わたしも日本にいた時にはどうやってみつければいいのか分からなかった。

以前、フランスでワイナリーツアーなどを主催している日本人のブログを発見した。
その人はそのブログにヴァンダンジュの様子をアップしていたので、思い切ってメールで問い合わせをしてみた。

ヴァンダンジュ先をどうやってみつければいいのか?という質問にその人は丁寧に返事を返してくれた。

ヴァンダンジュをしたいのなら、4月ごろに直接ワイン農家に申し込めばいい、ということだった。
よっぽど有名ワイナリーではない限り断られることはないだろうって。

美味しいワインを見つけたら、ラベルに書いてある連絡先をメモしておくといいかもしれない。
あとは、観光局なんかに置いてあるワイナリーリストを見て気になるところに連絡してみるとか。
今はホームページ持ってるところも多いので、電話しなくて済むと思います!


他の探し方としては、季節労働者用の求人サイトに結構情報が載ってるのを見た。
某有名シャンパンメーカーの求人もあった。

あとはわたしみたいに人に紹介してもらう方法。
知ってそうな人を見つけたら、「ヴァンダンジュしたいんです!」ととにかくアピールしてみると、ヒットの確率は高い。




先週休みの日に、自転車で近くのブドウ畑を見に行ってみた。
小高い丘の上にあるので、自転車だと上るのがヒーヒーいうほどしんどかった。
でも登ってみると見晴らしがとてもいいし、ブドウもきれいにできてて、すごく素敵な景色だった。


DSCN1897.JPG


DSCN1894.JPG
赤ワイン用


DSCN1895.JPG
白ワイン用


その数日後、たまたま麓を通ったらここはすでにヴァンダンジュが始まっていた。
わたしが訪れた時はだれもいなかった畑に、遠目にも大勢の人が働いているのが見えた。


わたしのヴァンダンジュは、来週から!

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