失うものはなにもないから、やるだけやってみれば?
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プロフィール
HN:
さっきー
年齢:
44
性別:
女性
誕生日:
1980/10/18
職業:
フリーター
趣味:
いろいろ
自己紹介:
2008年度のワーキングホリデーで渡仏を計画中。
元パティシエール、現なんちゃって料理人。 音楽好き、ライブ好き、マンガ大好き。 オタク臭プンプンです。
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酒豪フランス人
2009/04/17(Fri) 05:56:52
先日セバスに「何か欲しいものある?必要なものがあったら何でも言って」と言われたので、迷った末に一つだけお願いした。
それはまな板。 キャラバンにはまな板がなかった。 まな板がなくても、まあ料理はできる。 しかしまな板なしで料理するとどうしても要領が悪くなってしまう。 なんちゃってとはいえ、料理人の端くれなので要領悪く仕事をするのはどうしても我慢が出来ない! そんなわけでお願いしてみた。 するとセバス、「うん、いいよ!あ、でもガレージにある板をきれいに掃除してそれを使うのじゃダメ?」と言った。 巨大ガレージには何に使うのか知らないけど、板状の木材が大量にある。 それを使って日々花を植えるための小さな箱を作ったりしているのだが。 セバスに言われるまでそんなこと考えもしなかった。 一瞬「はあ?」と思ったけど、とりあえず試してみようという気になった。 キレイめな板を選んで、好きな大きさに切る。 ガラクタの中から研磨するための道具を探し出し、それでガーガー表面を削って汚れを落としつつ滑らかにしていく。 ちょっと角も落とすと、それだけで立派なまな板になった! 使っていくうちにたぶん表面がささくれだって来るだろうけど、そんな細かなことはどうでもいい。 日本人の綺麗好きな人なんかだと、「そんなものの上で食べ物切らないでよ!」とか言われそう。 でもここに来る人でそんなこと言う人はいないって知っている。 さっそくマイまな板を使って料理をしたけど、使い勝手はなかなかいい。 自分の好きな大きさに切ったんだから当たり前! 出来上がったまな板を見たセバスも、「これいいね!」と言って、サラミを切る時に自ら使っていた。 いつもテーブルの上で切る人なのに。 他の人もちょっとしたときに使ったりしていて、それを見るとなんだかすごく満足。 自分で物を作るのって楽しい。 調子こいて鍋敷きも作ってみた。 これはリンゴ型。 傷とかあるけど、それが味になっている。 って、自画自賛。 さて、昨日・今日とセバスの弟と妹が、それぞれパートナーを連れて遊びに来ていた。 セバスの家は狭いので、キャラバン持参で畑に滞在。 昨日の夜はもう一人のウーファー・通称ベンと一緒に晩ご飯を食べた。 その時にワインも少々。 たしかその日の昼も飲んでたはず。(ちゃんと覚えてない) ご飯を食べ終わったころに兄弟たちが畑に到着。 これから酒盛りをするという彼らに「一緒にどう?」と誘われたけど、すでに1日のアルコール摂取量限界を超えていたので、丁重にお断り。 あんまりお酒飲めないこと、飲み過ぎると頭がグラグラになると説明。 したのに!その直後にもう一度「一緒に飲もうよ!」と。 もう一回断るのも面倒なので、ビールを一本頂戴しました。 日常的にワインを飲んでいるので、ビールではそれほど酔わなくなってしまった…。 ついでに先週、畑でセバスの友達の誕生日パーティーが行われた。 その日も昼に結構な量を飲んでいた。 なので最初にグラスにちょっとだけのワインを飲んでその後はお水を飲もうと、デキャンタに水をついでテーブルまで運んで行った。 それを見たセバスの友達が「なんでお水飲むの?わたしたちと一緒にビール飲もうよ!」と言ってきた。 ここでもあまりお酒が飲めないと説明。 そしたら「なんで?」と返された。 日本人はフランス人ほどアルコール分解酵素を持ってないんです! 水の代わりにワインを飲む人種は、酒に弱い人間が存在するということが理解できないらしい。 酒に弱いフランス人をまだ見たことがない。 日常的にお酒を摂取していない人でも、大量に飲んでも酔ったことはないという。 日常的にワイン飲んでも、2杯で頭グラグラです。 ちなみにセバスはブルターニュ出身。 兄弟たちはブルターニュからやってきた。 ブルターニュはブドウが育たない地方。 なのでワインは作られない。 シードルやビールの方が好まれる地方なのだとか。 セバスはワインをガバガバ飲むけど、兄弟たちはビールを大量に摂取していた。 あ!セバスの妹はビズが2往復だった。 その兄弟たちも今日の夕方帰郷。 ベンも一時帰宅。 数日ぶりに一人っきりの夜。 はっきり言って、気楽! これはホントにダメなことなんだけど、知らない人がたくさんいるってのがかなりしんどい。 たくさん人がると、会話が全然分からないのだ。 単語単語が聞き取れても、たまになにが話題になってるのかすら分からないことがある。 1対1の会話は、まあまあ大丈夫。 分からない単語があればすぐ聞き返せるし。 でも大人数の会話はホントにダメ。 これはいつまでたっても進歩しない…。 セバスは友達が多くて、しょっちゅうお客さんが畑にやってくる。 そんなときわたしは全く会話に参加できない。 最初は頑張って聞き取ろうと集中しているのだけど、そのうち疲れてうわの空。 そんなときは後になってセバスが「大丈夫だった?つまらなかった?」と聞いてきてくれる。 心配かけている自分が情けない。 これは文法の問題集をいくらやっても解決する問題じゃないと思う。 どうすれば進歩できるのかわからなくて、ちょっと落ち込んでしまう今日この頃…。 PR この記事にコメントする
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