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2008年度のワーキングホリデーで渡仏を計画中。

元パティシエール、現なんちゃって料理人。

音楽好き、ライブ好き、マンガ大好き。
オタク臭プンプンです。
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マルシェに行ってきました。
2009/10/05(Mon) 06:14:44
さてさて、行ってまいりました、アンジェのマルシェ。



以前行ったことのある近くの街のマルシェはかなり小さかったけど、このマルシェは違った。
かなりでかい。
アンジェ自体が結構大きな街なので、マルシェが大きいのは当然だけど、このあたりの地方の中でも一番大きなマルシェらしい。

マルシェはだいたい専用の建物内とか、広場の中で行われているものだけど、このマルシェは街の一角にずら~~~っと出店が並んでいるような感じだった。



「そこら辺散歩してきなよ」とセバスが言ってくれたので、軽く一回り。

野菜や果物、肉、魚、チーズ、パン、といったようなおなじみの食料品から、靴や洋服なんか身につける物も一通り。
バッグやアクセサリー品ももちろん。
料理に使う道具類もそろっていたし、裁縫道具や布も売っていた。
古道具市も出てたり。

とにかく生活に必要なものは何でもそろいそうな勢いだった。





そしてもちろん、散歩しただけでは終わらず、セバスの店で売り子もしましたよ。

案の定しばらく放置されたので…。



わたしゃ、「これください」 「はいよ!」というやり取りはできても、「これってどういう味?」とか「これはどうやって食べるの?」とか、「これとこれはどう違うの?」という突っ込んだ質問には答えられません。

答えられないと、「もういいよ」という感じで去って行ってしまうお客さんもいたり…。

セバスとしては、店番がいるからいいやという感じなのかもしれないけど、明らかに営業妨害している感が…。

わたしが一人っきりの時は明らかに立ち止まるお客さんも少ないし…。


が、相変わらずセバスに商売っ気は全くないので、あんまり気にしてない様子。

好きなときに居なくなり、好きなだけお客さんと喋りまくり、隣の店の暇そうな店番とも世間話。


一人の時ってどうしてるんだろう?
もうちょっとまじめに働いてるんだろうか?


あと、フランス流?のお釣りの数え方にまだまだ慣れない。
なんであんな変な数え方なんだろう?

ついでに時々数字をど忘れ。
「95」が言えなくて、「キャトルバーン…キャトルバーン…(えーと、キャトルバンなんだっけ?キャトルバンサンク!は85だ!) キャトルバーン???」

隣にいたセバスが助けてくれました…。


こんな奴に店番させてはいけません。




そして相変わらず、ウチの野菜は見た目が悪い。
大きさ不揃い、大きすぎ(例のラディッシュとか)、小さすぎ、虫食いの跡とか。

そのくせ、他の店よりも割高。

ビオの野菜なので、これは当たり前。
でもやっぱりお客さんは少ない。


わたしは以前、綺麗な野菜が並んでてお客さんもいっぱいの他の店を見てちょっとうらやましくなったり、ウチの野菜を恥ずかしく思ったりしたことがあった。

でもわたしは気付いた。


ビオの野菜を売っている横で農薬まみれの野菜を売ってる方が恥ずかしいじゃん!


生産者は、本当に心の底から自分の野菜を誇って人に勧めることができるんだろうか?
最近よくこのことを考える。
自分で作った野菜を、自分自身でも喜んで食べれるの?って。


セバスは間違いなく、自分の野菜たちを誇りに思っている。
自信満々にお客さんにお勧めしている。
「これおいしいよ!」って。


だからウチのお客さんは、ウチの野菜のことをちゃんと理解して買って行ってくれる人ばかり。
形が悪くても、虫が食べた跡があっても、そのくせ他の店より高くても、「無農薬である」ということに価値を見出している。


「先週は違うところにいたよね?」と、セバスの野菜目当てにやってきたマダムや、小さい子どもを連れた夫婦がウチの店を選んでくれたのを見ると、すごく幸せな気分になれる。




しかーし!

セバス!!
ビオ野菜売ってる横で、堂々とタバコを吸うんじゃない!

隣の店番も、自分とこ放り出してライターを借りに来るな!!



相変わらず、喫煙者の頭の中はよくわからんわ…。




DSCN2252.JPG
ウチの野菜たち。
車に飾ってある「AB」のマークが、オーガニック農家であることを表してます。
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アンジェ!
あぁ!悔しい!アンジェに住んでるデビにレンヌまで送ってもらう途中迷って、「もう、いいからアンジェまで行こう!」と冗談で言ってた10月5日の朝・・・行ってたらサッキーさんにあえたのね・・・
ATSUE 2009/10/09(Fri)03:28:48 編集
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