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2008年度のワーキングホリデーで渡仏を計画中。

元パティシエール、現なんちゃって料理人。

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雄弁なる沈黙。
2008/05/29(Thu) 04:03:28
映画熱にスイッチが入ったみたいで、立て続けに見てます。

イェイ!



不完全なふたり
(原題:un couple parfait)





  • 監督・構成 : 諏訪敦彦
  • 出演 : ヴァレリア・ブルーニ=テデスキ 
                  ブリュノ・トデスキーニ 

    マリーとニコラは結婚15年になる夫婦。彼らは友人の結婚式に出席するために、パリへやって来た。友人達からは、“理想のカップル”として見られる二人だったが、実は彼らは離婚することを決めているのだった。
     二人は、パリ滞在の数日間にも、たびたび口論を繰り返す。「私たち、何をしたの?」「何をしなかったの?」。一方、マリーはロダン美術館で、あたかも溶け合おうとする女と男を描いた彫像を見て、引きつけられる。果たして、マリーとニコラはこのまま別れてしまうのか?
     マリーとニコラは“不完全な二人”なのだろうか?他人同士である女と男にとって、“完全な二人”であることとは?




    たしか、去年のテレビフランス語講座で監督のインタビューを見て興味を持ったんだよね。
    日本人の監督で、全編フランス語・オールフランスロケ・フランス人俳優のみの映画ってのはすごく興味をそそられる。


    見る人によっては、退屈な映画と感じるかも。

    セリフは少なく、音楽も最小限。
    カメラは1シーンでほとんど動くことなく、固定されてる場合が多い。
    登場人物の説明も一切なしで、状況から判断するしかない。


    それでもわたしは、この映画なんとなく好き。
    どこがって、はっきりは言えないけど。

    映画の製作について全くわからないけど、カメラの使い方がすごいなーって。

    固定されて動かない視点。
    フレームの中の人物が動いて、誰一人として映し出されてなくても、決してその人物を追いかけることをしない。
    延々と映し出される扉と、フレーム外にいる人物のセリフ。

    これがすごく印象的。

    あと、無言の間。
    ラストのところがすごく良かった。

    セリフなんてなくても、ひしひしと伝わってくる感情。

    音の少なさが、この映画に深みを与えてる。



    都会の喧騒の中、忙しい毎日に疲れてる人が見るとよいのかも。

    わたしがそうだというわけではないけど。笑





    不思議なことに、原題は日本語と逆で「完全なカップル」
    何であえて逆にしたのか謎な所。



    ロダン美術館に行きたくなりました。
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