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2008年度のワーキングホリデーで渡仏を計画中。

元パティシエール、現なんちゃって料理人。

音楽好き、ライブ好き、マンガ大好き。
オタク臭プンプンです。
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ACCUEIL PAYSAN
2009/07/01(Wed) 16:51:31
ここは民宿の経営もしているけれど、前回のウーフ先の民宿とはちょっと違った感じだ。


前の民宿が登録していた「Gites de france」のサイトを見ると、「あら、素敵なお部屋ね」と言いたくなるような部屋を持つ民宿ばかり。
あくまでホテル的で、内装や設備の良さに重点を置いている様子がうかがえる。


ここは「ACCUEIL PAYSAN」という協会に登録している。

accueil paysan とは、「農家のおもてなし」という感じの意味。 

つまり、「ACCUEIL PEYSAN」に登録している民宿は、農家が兼業的に民宿も経営している、というところが多い。
はっきり言ってしまえば、農家の空いたスペースに「ちょっと泊まっていきなよ」という感じで客を迎えているようなものかも。

わたしは他の農家民宿を知らないけれど、ここを見ている感じでは、普通の民宿よりも素朴な印象を受ける。
泊まるお客さんも、過剰なサービスは期待せず、なんだか親せきの家に滞在しているかのよう。


ここは食堂でもあるのだが、料理も一皿一皿きれいに盛り付けられたレストランのような物ではなく、大皿に盛ってみんなで取り分けるかたち。
ジュリオもお客さんに対して、「ホテルに泊まってるんじゃないんだから、ちゃんと自分で取りなさいよ!」とか平気で言っている。
席に余裕があれば、わたしたちもお客さんと一緒にご飯を食べる。




ACCUEIL PAYSANには、民宿だけが登録しているのではない。
宿泊施設を有していなくても、「敷地内でキャンプができますよ」というところや、キャンピングカーやキャラバンを停める場所を提供しているところもある。
フランスではキャラバンを引っ張って車で旅行というのはかなりポピュラーなので、こういうことでもちゃんと需要がある。

農家に滞在しなくても、食堂を利用できるところもあるし、その農家で生産・加工した物を販売しているだけの農家も登録していたりする。

「動物とふれあえますよ」というのを売りにしている農家もあるし、子供たちが農業体験をできるようにしている農家もあったりする。


サイトでは、宿泊テーマ別に農家を検索できるようになっていて、なかなか親切。




当たり前の観光ではなく、フランス人の田舎生活を垣間見たいのなら、ホテル・民宿よりも農家民宿に滞在してみると面白いかも。


しかしもちろん農家なので、「ど」が付く田舎なことが多く、車がないとアクセスは難しい所ばかり…。

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