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2008年度のワーキングホリデーで渡仏を計画中。

元パティシエール、現なんちゃって料理人。

音楽好き、ライブ好き、マンガ大好き。
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ロンシャン
2008/11/23(Sun) 07:31:16
今日は一人でロンシャンに行ってきた。

ロンシャンといっても、競馬場でではないですよ。


Ronchampは、アルザスの南に隣接するフランシュ コンテにあります。
といっても、アルザスとの境あたりにあるのでストラスブールからは結構近い。


ロンシャンには何があるのかというと、有名な礼拝堂があります。
ただそれだけ。
礼拝堂だけしかないのです。
(美術館もあるみたいだけど)

ロンシャン駅があるけれど、上り下り共に一日3,4本しか電車が止まらないような僻地だったりします。

でも、ロンシャンの礼拝堂を見るためだけに、世界中から人が集まるのです。


ロンシャン礼拝堂は、正式名をノートルダム・デュ・オー(Notre-Dame de Haut)といいます。
1955年に建てられたもので、そんなには古くないです。
世界中から人が集まると聞けば、とても古くてものすごく大きくて、なんて想像するかもしれないですが、そんなことないです。

じゃあなぜ人が集まるのかというと、ル・コルビュジエというとても有名な建築家が設計した建物だからです。
コルビュジエは、現代建築の父とか呼ばれてるらしいです。
建築に携わっている人なら、コルビュジエの名もロンシャンの礼拝堂も知っているのが当たり前らしい。


わたしは建築なんて全くわからない。
コルビュジエの名前も、わりと最近まで知らなかった。

じゃあ何故わざわざここに行ったかというと、この礼拝堂、とっても変わった形をしてるんです。


以前日本で、たまたま誰か俳優がこの礼拝堂を訪れる番組を見た。
「へー、なんかすごい変な建物だな」とは思ったけど、それほど惹かれはせず、その時点では行ってみようとは思わなかった。

その後、何人かの方のこの礼拝堂へ行ったというブログを読むことがあった。
その人たちのブログに貼られていた写真を見ていると、だんだん自分の眼で見てみたいという思いが募っていった。

本当にこんな建物が存在するのだろうか?
実際にはどれくらいの大きさなんだろうか?
細部はどうなってるの?

どんどん興味がわいていった。


ストラスブールからはそんなに遠くないし、せっかくだから行ってみることにした。





さて、そのロンシャン礼拝堂。
どんな形をしているかというと。

0003.jpg
(この写真はお借りしてきました)

ね、変わってるでしょう?

このアングルが一番よく使われてるのかな。
でもこの建物は、見る角度をちょっと変えるだけで全く違う形に見えるんです。
ホントに不思議。


この礼拝堂は丘の上に立っていて、青い空と緑の芝生と白い建物というコントラストが美しい。
なんか、初夏のイメージ。


が、わたしが行った今日は、雪が降りしきる真冬なのでした。

つづく
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