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1980/10/18
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いろいろ
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2008年度のワーキングホリデーで渡仏を計画中。

元パティシエール、現なんちゃって料理人。

音楽好き、ライブ好き、マンガ大好き。
オタク臭プンプンです。
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大人の寓話
2008/09/03(Wed) 05:16:30
久しぶりに、映画の紹介を。


髪結いの亭主
(原題:LE MARI DE LA COIFFUSE)



 出演:ジャン・ロシュフォール, アンナ・ガリエナ, ロラン・ベルタン
 監督: パトリス・ルコント

子供の頃からずっと女の理容師と結婚したい、と夢見続けているアントワーヌ。彼は、中年にさしかかった頃、ようやくその夢を実現させる。妻となったマチルドは、とても優しくて綺麗で、その上とても腕の立つ理容師だった。アントワーヌは念願が叶い満足し、十分に幸せな日々を送っていた。そして10年、何事もなく平穏に、そして静かに過ぎていくが…。

パトリス・ルコントの日本初公開作。主人公演じるたジャン・ロシュフォールの独特のアラブ風の踊りや、アンナ・ガリエナの香り立つ妖艶なエロチシズム等がドラマの個性を際立たせる。日本で大ヒットした話題作








見終わった後、正直なんと言っていいのか分からなかった。
不思議な余韻があって、それをどう言葉にしていいのか…。
その余韻は決して、不愉快なものではなく、でもモヤモヤとしていて。

いくつかのレビューを読んで、この作品をおとぎ話だと評しているのを見て、まさにそれだ!と思った。

そう、まさにおとぎ話なのだ。

子供のころからの夢をきちんとかなえることも、突然の結婚を承諾する女も、その結婚生活も、そしてラストも。

柔らかな、優しい夢の世界のよう。

アンナ・ガリエナの美しさにもうっとり…。


おとぎ話だけれど、究極の愛の物語。

不思議な余韻に浸りたい方はどうぞ。



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