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2008年度のワーキングホリデーで渡仏を計画中。

元パティシエール、現なんちゃって料理人。

音楽好き、ライブ好き、マンガ大好き。
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ロワールの古城
2009/08/23(Sun) 22:57:34

バカンスはまず、ロワールの古城めぐりからスタート。

 

一番最初に訪れたのは、ロワールの城の代表格・シャンボール城。


DSCN0710.JPG

この通り、かなり大きくて迫力満点!
内部も超広大!

シャンボール城は見学順路は特に定められてなくて、自分たちで好きなように回っていいようになっている。
一応地図は持っていたのだが、いちいち場所の確認をしていなかったので、何度も何度も同じところをぐるぐる回って、挙句の果てに地図を見てもどこにいるのか分からなくなってしまう始末。

自分たちでは一応全部見て回ったつもりだけど、まだどこか見落としてそう。
それくらい広い。

 

シャンボール城にまつわる逸話はたくさん残されているそうだけど、この城の設計者はどう調べても分からないらしい。
ただ、城の中央にある、円筒の周りを取り巻く2重のらせん階段から見て、レオナルド・ダ・ヴィンチが設計したのではないかと言われているとか。
この2重のらせん階段は、それぞれの階段を歩く人がすれ違わないですむつくりになっている。


DSCN0654.JPG


城内には、夏の間城で行われるらしいオペラの衣装が展示してあって、それを見て行くのもなかなか楽しい。
オペラなんて全く分からないから、どの話のどの場面かなんて全く分かんないけど。


DSCN0692.JPG


DSCN0695.JPG

 

シャンボール城では日本語のオーディオガイドの貸し出しがあったので、ためしに借りてみた。
が、この広大な城内、聞き所も無数にあって、一つ一つまじめに聞いていると、かなりの時間を消費してしまう。
最初のうちは順番に聞いて行ってたけど、そのうちめんどくさくなって最後の方は全く使用しない状態だった…。

詳しくわかっていいかな、とも思うけど、フランス史をある程度理解してないと聞いても難しいと思うこともあった。
逆に無い方が見学に集中できて、わたし的にはそっちの方がいいかな。
もうどこでもオーディオガイドを借りることはないだろう。


ちなみにオーディオガイド貸出所には日本人の女性が居て、丁寧に日本語で使い方を説明していただきました。

 

 


お次は、シュノンソー城。

建設以来、代々6人の女性が城主だったことから「6人の女の城」と呼ばれているとか。

写真で見ると、川をまたいで城が建っており、まるで川に浮かんでいるような造り。
シャンボール城より全然小さい城だけど、確かに女性好みしそうな可憐で優美な姿。


が、実際行ってみると、かなり大規模な工事中。
外観にも足場が組まれてて、かなり残念な姿…。

ショック。。。


DSCN0723.JPG
工事現場が入らないように頑張って、こんな感じ。



城内はかなりの数の見学客で、どこに行っても人!人!人!!
ゆっくり見学なんてできないし、写真もまともに撮れません。
古い調度品がしっかり保存されてあって、素敵なお部屋がいっぱいだったのに、残念。


DSCN0751.JPG
この写真はかわいく撮れた。笑


でも、城の外にある2つの美しいフランス式庭園。
こっちは人も少なくて、ここでゆっくりするのもいいかも。
という感じだけど、今度はわたしたちに時間がなくてほぼ素通り状態。


DSCN0759.JPG




庭園から少し離れた所にある、植木で作られた迷路。
「こういう迷路で遊んでみたかった!!」と喜んで行ってみたけど、そんなに大きくなくておまけに簡単だったのですぐに終了。


DSCN0764.JPG

いつか、半日かかっても出口にたどり着けない!というような迷路に行ってみたい。

 

 


そして最後に訪れたのが、ユッセ城。

ユッセ城は、「眠りの森の美女」のモデルとなった城。
そしてフランスのバレエ映画「オーロラ」が撮影された城でもある。

「オーロラ」はストーリー自体は「なんだかな~」という感じだけど、バレエをまともに見たことがなかったわたしにとっては、「人の体ってこんな風に動くんだ!?凄い!!」というような感動をもたらしてくれた映画だった。

すごく好きな作品、というわけではないけれど、なんとなくこの映画の美しい印象が忘れられなくて、どうしてもユッセ城に行ってみたかったのだ。
シャンボール・シュノンソーとユッセを1日で回るのは難しい、と言われたのだが、わがままを言って連れて行ってもらった。
そんなわけで時間がかつかつで、シュノンソーであんまり時間が取れなかったのだ。


でも、行って正解。
外観的には、この日見た城の中で一番気にいった。
規模はシュノンソーとそんなに変わらないと思うけど、いかにも「お城」といった雰囲気。


DSCN0794.JPG
この写真だと、あんまり美しさが分からないけど…。



ただ残念だったのは、場内で見学できるのはごく一部しかなかったということ。
この城は現在もどこぞのお貴族様が所有している私有地らしいので、それも仕方ないんだけど。

なので見学はあっという間に終了。
ただ、塔の一部に「眠れる森の美女」の各シーンを再現した蝋人形が置いてあって、それを見るのは面白いかも。
というか、結構気持ち悪かった。笑


DSCN0785.JPG


DSCN0789.JPG

 



1日で3つの城を回るのは結構しんどかった。
この3つがそれぞれ結構離れてるってのもあるんだけど。
とにかくシャンボール城。
大きすぎ!
そんなにゆっくりしたつもりなくても、3時間くらい城内にいた。


ロワールの古城ってもっと隣接してるイメージあったけど、有名なお城なんかはかなり距離がある。
「城」ってのはその建築物だけじゃなくて周りの森なんかも城の一部なんだから、そりゃ当り前だな。

ゆっくり見学しようと思ったら、車持ってても1日に3つが限界かな。

 

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