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2008年度のワーキングホリデーで渡仏を計画中。

元パティシエール、現なんちゃって料理人。

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2024/11/26(Tue) 20:48:23
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モン・サン・ミシェルは、夏の間は夜も修道院を訪れることができる。
「夜はまた違った雰囲気で、なかなかいいよ」とお勧めされたので、カンカルに行った日の夜再訪問。


DSCN1465.JPG

 

わたしたちがモンサンに到着したのが多分11時ころ。
その頃にはほとんどのお土産屋さんが閉まってて、島内には人はまばら。
修道院まですいすい歩ける。


修道院内は、遅い時間のわりには結構な人出だけど、それでも全然昼間より少なくてゆっくり見学ができる。



夜はただ修道院を開放しているだけじゃなくて、いくつかのフロアで楽器の演奏と光の演出が行われている。
チェンバロ、フルート、チェロ、ハープの演奏を聴くことができた。
派手な演出もなく、短い曲を選んでの演奏だったけど、夜の修道院で聞くとかなり味がある。
特に大聖堂内でのハープの演奏が、ライティングも美しく荘厳な雰囲気を醸し出してて、かなりすばらしかった。


DSCN1468.JPG



DSCN1470.JPG




DSCN1473.JPG



DSCN1490.JPG


 

 

そして昼間とは見学順路が違うように設定されてて、日中は入れなかった所を通ったりもできる。


わたし的には、モンサンは夜の方がお勧め。
夜の修道院を見ないなんてもったいない!
高い入場料払っても、夜も行くべき!


ただお化け屋敷とか苦手な人にとってはどうだろう?
あたり一面に明るい電気が設置されているわけではない。
かなりうす暗く、不気味な雰囲気のところもある。


DSCN1493.JPG


そんなところで突然教会の鐘が鳴りだしたら、「ぎゃっ!!!」となる。

それはそれで面白いんだけど。

 







モンサン滞在の最終日は全く予定を立ててなかった。
ので、とりあえずモンサン周辺の干潟を散歩することに。


「モンサン周辺の干潟」と言っても、ものすごい広大な広さ。
本当にどこに海があるのか、全く見えない。

とりあえず、モンサン沖2㎞くらい?のところにある小さな島を目指すことに。


DSCN1505.JPG



島の周辺なら地面は結構硬くて簡単に歩ける。
でもしばらく歩くとドロドロ~の泥になる。
海に流れ込んでる川なのか、水の中を渡らないといけないところもある。
なのでサッサと靴を脱いで、泥の上を歩く。

この泥がすっごく気持ちいい!
川の中も、水深がそんなに深くなくて水温もかなり高いので、さらに気持ちいい~。



DSCN1518.JPG
水の流れが残る泥
 


干潟を散歩するツアーも実施されているらしく、あっちこっちにかなりの団体様。
でもどのグループもかなり遠い。
遠いというのはわかるけど、障害物がないので距離感が全くつかめない。

目指す島ももっと近いと思っていたけど、なかなかたどり着かない。
そして、後もうちょっと!というところまで行ったけど、すぐ手前に結構深そうな川が流れてて、服着たままでは渡るのは無理そう…。
ということで、目標到達寸前で断念。



DSCN1511m.jpg
流される~、と遊んでみる
流れは本当に結構速い

 


この干潟遊び、ほぼただ歩いてるだけなんだけど、なかなか気にいった。
とにかく泥と水の感触が気持ちいい。
そして干潟の広大さ、潮の干満の大きさを思いっきり体感できる。



DSCN1507.JPG
モンサンの後姿


DSCN1522.JPG
馬に乗って干潟の散歩もできる
やってみたかったな~




モン・サン・ミシェルが世界遺産というのは当たり前の常識。
でも「モン・サン・ミシェルとその湾」が世界遺産なんですよ、皆さん!!

 

 


もしモンサンに行くのなら、シーズンオフに訪れようと思っていた。
人ごみがあんまり好きじゃないし、観光シーズンは本当に日本人が多いというのを聞いていたからだ。

でもこのバカンスまっただ中の時期に来てよかったと今なら思う。
たしかに島内の人の多さには参ったけど、それもなんだかお祭りみたいな気分になれて楽しい。


3月の下旬に、世界遺産の城塞都市・カルカッソンヌを訪れた。
カルカッソンヌもフランスで有数の観光地。
とはいえ、さすがに3月の下旬は閑散としていた。
ゆっくり観光できるとはいえ、夕方を迎える頃にはあんまり人が歩いていないというのは結構さみしかった。

その経験から、観光地は観光シーズンに訪れたほうがいいと考えるようになった。
シーズンならではの催し物があったり、その時期にしか営業してないお店があったりもするし。


モンサンの夜の修道院だってそうだし、冬は干潟遊びも難しいと思う。


うん、夏に行って大正解だった。

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