最近いろんなことに悩んでばっかりで、なかなか日記を書く気になれない。
でも最近、知らない人からコメントやメール貰ったり、もちろん知り合いからのコメントも嬉しかったりで、読んでくれてる人がいるんだから頑張らないと!と。
読んでくれている方々、もっと反応を頂けるとやる気の源になります。笑
さて、先週の金曜・土曜とお休みをもらってストラスブールに行ったのだが。
なんだかあんまりついてなかった。
まず、ストラスブールに着いて駅まで迎えに来てくれたライラとフランス人の友人Aと合流。
ドイツの銀行でお金をおろしたいとライラが言うので、ストラスの隣町・ドイツはケールへ向かった。
ケールへはバスで簡単に行ける。
ドイツの方が物価が安いので、ストラスブールの人はケールまで日用品を買いに行くことはしょっちゅう。
トラムの定期持ってたらそれだけで行けちゃうからとっても便利。
トラムからバスへ乗り換えて、いざドイツへ!
と思ったら、その次の停留所で止まったバスがなかなか発車しない。
結構古いバスなのか、乗ってすぐぐらいからもの凄い震動が気になってたもんで、まさか故障かな?と心配していた所。
運転手が乗客全員に降りるよう指示。
「???」なわたし。
他の乗客からは「金払ってんだぞ!」みたいなヤジも飛ぶ。
故障かなと思ってたら、なんと、ガソリンがなくて走れないと!
えーーーーーー!?
と思わず叫んでしまった。
なんなの、そのくだらない理由!!
ガソリンなんて出発前にちゃんと満タンにしとけよ!
日本じゃこんなこと考えられない!と思っていたところ、ライラもこんなことは初めてだと憤慨!
そりゃそうだよね。
でも外で代わりのバスを待ってる間に、怒りを通り越してなんだかバカバカしくなってきて思わず苦笑。
こんなこと滅多に味わえないわ!とせっかくなので記念撮影をしてみた。笑
その後はすぐに代わりのバスが来て、ちゃんとケールに行けました。
が、今度は帰りのバス。
ケールの停留所に行ったところ、かなりの人数がバスを待っている。
みんなフランス人。
そのバスが到着するまでにもまだまだ乗客が増えていく。
寒い中待ち続けてやっと来たバスに我先にと乗り込む人たち。
どう見ても全員を乗せるのは不可能。
わたしたちは早々にあきらめて次のバスを待つことにしたのだが、とにかく早く帰りたい人たちは無理矢理バスの中へ。
そしたら、バスの扉が閉まらなくなってしまった。
あらら~と見ていると、バスの運転手が扉付近に乗っている人に降りるように指示。
しかしその人は頑として降りようとしない。
しばらく続く押し問答。
バスの外で見てた人達はみな苦笑い。
きっと、バスの中に乗ってた人達はイライラしてたに違いない。
「ムッシュー、扉が閉まらないので降りてください!」
「なんで俺が降りなきゃいけないんだよ!」
何度も何度も勧告する運転手に抵抗する一人の男。
そうこうするうちに、次のバスが到着。
アホらしくなった近くにいた別の乗客が降りて、無事解決。
わたしたちもその次のバスに乗ったのだが、そこまで混んでなくて、無理やり先のバスに乗らなくてよかったなと思った。
先のバスに乗った人たち、なんか哀れ。
その後はストラスブールに戻り、学校で仲のよかったAちゃん・Mちゃん、そしてもう一人のフランス人友人が合流して、いつもの6人で夜中まで飲み会。
次の日はライラとフランス人ダブルAとお昼を食べてバトームーシュに乗る予定だった。
しかし船の出発時刻とか確認してなくて、適当に発着場に行った所。
かなりの人数がチケット売り場に行列。
この日は土曜日。
マルシェ時期のストラスブールを侮っていた…。
とてもすぐに乗れる様子ではなく、その次のだとわたしの電車に間に合わない。
仕方ないのであきらめて適当に散歩。
そして電車の時間が来たので、駅へ。
この日は予定があって合流できなかったAちゃんとMちゃんも、見送りに駅に来てくれることになっていたのだが見当たらない。
電話してみたところ、出先で乗るはずの電車が来ないで待っているとのこと。
わたしの出発には間に合わない。
結局そのまま電話でお別れ。
Mちゃんは年内で日本に帰ってしまうので、もうしばらく会えない。
ちゃんと会ってお別れしたかった…。
しんみりしながらホームへ向かう。
わたしが乗るはずの電車を発見。
が、やたらと小さい。
出発までそれほど間はなかったので、中はすでに満員状態。
というか、あきらかに人数オーバー。
またか!?
なんとか空いているスペースを見つけてとにかく電車の中には入れたわたし。
座席ではなく、扉のすぐそば。
連結部分やトイレの前にも人が溢れている状態。
見送りに来てくれてたライラたちとお別れのビズをして電車の出発を待っていたのだが、予定の時刻を過ぎても出発する気配なし。
なんども車内アナウンスが流れるが、ほとんど理解できないわたし。
電車の外で出発まで待っていてくれていた友達が、人が乗りすぎてて出発できないと教えてくれる。
たしかに満員状態だけど、日本の帰省ラッシュの新幹線だとこんなの余裕じゃない?くらいの込み具合。
それなのに発車できないなんて、なんてヤワなんだろうとか思ってしまうわたし。
なんどか駅員がやってきては降りてもいい人を探してたけど、みんな声を揃えて「NON!」と。
そこら辺にいた人たちは、なんだか奇妙な連帯感が生まれていて、変に和やかな雰囲気だった。笑
結局ほとんど人数が減らないまま、それでもなんとか出発。
これで無事に帰れると安心。
が。
わたしは今回のストラス行きで、いろんなことを考えた。
短い滞在だったけど、いろいろあったりした。
それまで抱えていたもやもやが、一気に爆発したような感じだった。
電車の中で、ライラたちとの別れを悲しむと言うより、わけのわからない不安に苛まれていて、一人百面相をしていた。
苦しくて苦しくて仕方なく、周りに気を配る余裕がなかった。
後ろに立っている男がやたらともたれかかってきて、重たいなと意識のどっかで考えていた。
でも人がいっぱいいる状態で仕方ないんだろうなとぼんやり思った。
そのうち、お尻のあたりがなんだかもぞもぞしてきた。
それでもわたしはひたすら思い悩んでいたので、あんまり気にはなってなかった。
コート着てたのでなんかあいまいな感じだったし。
したら、近くに立っていたマダムがわたしの後ろの男に何かを言った。
そこでわたしはようやくハッとなって後ろを振り返った。
男の手が急いでコートのポケットにしまわれるのが見えた。
やっと、痴漢だったのかな?と思いいたったわたし。
男はかなりわたしにもたれかかっていたのに、それに対する謝罪も一切なかったもんで、やっぱり痴漢だったんだろう。
なんか、そういう感じの痴漢って日本にしかいないと思ってたから、なんかびっくりした。
でもとにかく自分のことでいっぱいいっぱいだったもんで、怒りとかは全然なかった。
男に注意してくれたマダムにお礼を言ったら、小さく笑ってくれた。
その後はなにもなく無事滞在先へ帰宅。
しかしそれからずっとわたしはいろんな悩みから抜け出せないでいる。
毎日苦しい。
なにがこんなに苦しいのかもう分からない。
それでも今日、一つの決断を出した。
それについてはまた今度。
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