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1980/10/18
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フリーター
趣味:
いろいろ
自己紹介:
2008年度のワーキングホリデーで渡仏を計画中。

元パティシエール、現なんちゃって料理人。

音楽好き、ライブ好き、マンガ大好き。
オタク臭プンプンです。
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運命の話をしよう。
2009/02/26(Thu) 07:51:27

とかかっこつけたタイトルをつけてみたけど。

今の滞在地に来てひとつ驚いたことがあった。



「アルケミスト 夢を旅した少年」という、世界的にベストセラーになっている本がある。

わたしはその本を、日本を出発する前に友人まいこ―から贈られた。
彼女はその本が大好きで、古本屋で見つけるたびに購入して誰かにあげているらしい。


内容は、一人の羊飼いの少年が夢で見た宝物を探しに、前兆に従いながら旅をするという話。
なんとも運命的でファンタジックな話なんだけど、人生を歩むうえでとても大切な忘れてはいけないことが描かれている本当に素敵な話だった。
世界中で愛されてるのがよくわかる。
そして旅人なまいこーがこの本を好きなのもとっても納得。


わたしはもらった本を日本では読まず、フランスに持ってきていた。
そして前回のストラスブール滞在中に読み終えた。

その後、今のところに移動することが決まり、それまで家に滞在させてもらっていたAが「要らないものがあるなら置いていっていいよ」と言ってくれたので、荷物を減らすことにした。
持ってきたけど難しすぎて使わないだろう参考書や書類やなんか、そして読み終わった小説。

一瞬わたしは、話が話なだけに「アルケミスト」は持っていこうかと思ったけど、少しでも軽量化したい欲求に負けて置いていくことを決意した。(ごめんよ、まいこー)


わたしが今滞在している部屋には本棚があって、そんなに多くはないけど何冊かの本が置いてある。
たぶんファミリーのもので、だからオランダ語表記のものが多く、一見したところわたしに理解できる本はないように見える。
ここに来た初日になんとなくそれを確認して、わたしは本棚にはたいして興味を向けなかった。

が。
数日後に、本当にぼんやりと見るともなしに本棚を眺めていた。
一冊の本に目がとまった。
なんでその本に注目したのか分からない。
タイトルが「L’」で始まっていたからフランス語の本だってわかったからかもしれない。
でもわたしが最初に注目していたのは、作者の名前だった。
「Paulo Coelho」
わたしはそれを「ポゥロ コエーロ」と読んだ。
変な名前だなと思いつつもなんか引っかかりを覚えて、そしてタイトルに目を向けた。

L'Alchimiste

「ら・る・し・み・す・と?」と頭の中で読んで、突然ハッとなった。
なんと、フランス語版「アルケミスト」だった!!

ストラスブールに置いてきたはずの本が目の前にる!!
本当にびっくりして、しばらく茫然としてしまった。
もちろんわたしがまいこ―にもらったのは日本語で書かれてるもので、同じものではない。
でも「なんでここに…」と思わずにはいられなかった。


それが、Aさんがここを旅立つ日の朝のこと。

あまりの偶然にびっくりしたのでその話をAさんにしたところ、本に興味を持ったAさんはその本と共に旅立っていった。

なんという運命…。


そんな大げさなことでもないんじゃない?と思うかもしれない。
他の本だったら、ここまで思わなかっただろう。
でもそれが「アルケミスト」という運命について描かれた本だったから…。

もしその本がオランダ語表記だったら気付かなかっただろう。
フランスとはいえ、オランダ人ファミリーの家にある数少ないフランス語の本の一つが「アルケミスト」で。
誰かが旅立つ日にそれを発見した。

なんかすごく大きな意味をもつような気がする。


なんて、やっぱり大げさかな?
でも「アルケミスト」を読んだことがある人なら「すごい!」って思ってもらえるんじゃないだろうか。

ね、まいこー?




「何かを強く望めば宇宙のすべてが協力して実現するように助けてくれる」
「前兆に従うこと」

これは「アルケミスト」に書かれている言葉で。


フランスに行こうと思って、実際にそのために動き出してからわたしは、不思議とフランスに関係がある人と出会うことが多くなった。
バイト先のオーナーの娘さんの恋人がフランス人で、娘さんもフランスで生活してるとか。
派遣でたまたま行ったところのおばさんの娘が、これまたフランス人と結婚してフランスに住んでるとか。
しかも2人娘で2人とも。
日本で最後に働いたところの上司が、フランスではないけど以前ドイツで働いていて、フランスにもよく旅行していたとか。

そんなことがあったもんで、「アルケミスト」を読んだとき「そういう事ってあるんだな」と強く共感した。

わたしはそういうフランスに関係ある人と出会うたびに、「行ってもいいのかな?きっと今行くべきなんだよな」と思えて、なんだか嬉しかった。



今は手元にないけれど、ここで「アルケミスト」に出会ったということは、きっと何か大きな意味があるに違いない!とか思っちゃったりします。

ま、たとえ運命があったとしてもそれがどうなるかは自分次第なんだよね。

 

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ニンジンの話
2009/02/26(Thu) 05:29:48
フランスではニンジンをたくさん食べると、親切になれるといわれているらしい。
日本の、「ピーマン食べると頭がよくなる!」みたいな感じかしら?
なので、意地悪とかされると「ニンジンいっぱい食べろ!」って言ってあげましょう。



フランスのスーパーでは大体、ポトフ用に使う野菜がまとめてパック詰めされて売られている。
ダメになりそうなギリギリの野菜たちをまとめてたたき売り!という感じ。
すぐに使わないといけないけど、それでもかなり安いのでお得。


ストラスブールにいるときにポトフが作りたくなったのでそのお得パックを購入。
したら、アホみたいに大量のニンジンが!!!
たぶん10本くらいは入ってた。
他にもネギとかカブとかちゃんと入ってたけど、どう考えてもバランス悪すぎ…。
もともと2人分しか作らない予定だったので野菜は余るだろうなと思ってたけど、結果、ニンジンだけが大量に余ってしまった。

それから数日、ひたすらニンジン大量サラダを食べたという…。

その間お互いにイタズラしあっては
「あそこにニンジンあるから食べなさい!」
「間に合ってます!」
というのを繰り返してました。
はい。
アンドラ
2009/02/26(Thu) 05:24:56
日にちが前後しちゃうけど。

ここに着いて3日目、アンドラというところに連れて行ってもらった。

アンドラは街の名前じゃなくて、国の名前。
フランスとスペインの国境になるピレネー山脈にある、小さな公国。


名前を聞いた時はピンとこなかったけど、その国の存在はどこかで聞いたことがあった。

アンドラは税金がかからない?税率が低い?のかよく分からないけど、とにかく安く買い物ができるとか。
ブランド物を買うのならアンドラでどうぞ、みたいな。

フランス人やスペイン人は煙草やガソリンを求めてアンドラへ行くそう。
そういえばストラスブールでも、ドイツの方が税金が安いからみんなケールへタバコを買いに行ってたな。

しかし川を渡ればすぐに到着、という感覚のケールとは違い、アンドラは遥か山の上。
行った街は標高2000メートルくらいのところとか。
家からは車で2時間ほど。


車で国境を渡るってのは、日本人にとってはなかなか味わえない貴重な体験なんだけど、ユーロ圏だと特にコントロールとかもないから国外に出たっていう実感がなかなか味わえない。
アンドラはEU加盟国ではないけれど、ほぼ同じ扱いなので、やっぱりどこで国境を越えたのかよく分からなかった。

着いた先も、表記はほぼフランス語で、聞こえてくる言葉もほぼフランス語。
うーん、やっぱり実感なし。
ちなみに通貨もやっぱりユーロ。


わたしゃブランド物に興味がないし、煙草も吸わない。
欲しいものは日用消耗品くらい。
アンドラはたぶん高い買い物をするならかなりお得なんだろうけど、安いものならそんなに変わらない感じ。

結局9ユーロのロンTと、電子辞書用の電池を買って終わり。

ブランド物がどれくらい安く買えるのかというのは、もともとの値段がどれくらいなのか知らないのでよくわかりません。笑
興味のある人は行ってみましょう!
とは言っても、国内に飛行場はないらしく、たぶん鉄道もない?
フランスかスペインから車で行くしかないっぽい。
でもバルセロナから結構近いらしいよ。

山の上なのでもちろん雪もたくさん!
スキーしたい人にもうってつけ!

わたし、スキーもやりません…。



この日一番興味深かったのは、ヒッチハイカー。
アンドラへ向かう途中にも、アンドラ国内にも、何人か道端で手を挙げているのを見た。
そしてなんと、お父さんが一組のヒッチハイカーを拾ったのだ!!

そのハイカーはウクライナ人の男女。
一つの車の中に、オランダ人・日本人×2・ ウクライナ人×2
どんな状況なんですか??、と思わず笑ってしまったよ。

そのウクライナ人2人、おじちゃんとおばちゃん。
おじちゃんはあんまりフランス語を喋れないみたいでほとんど黙ったままだったけど、代わりにおばちゃんがめっちゃ喋る喋る!
しかもものすごい訛り!
舌巻き過ぎ!
(フランス語に巻き舌の発音はありません…)
ただでさえ聞き取りは苦手なのにさらに理解不能…。
でもおばちゃんの圧倒的パワーがおもしろすぎてやっぱり笑えてしょうがなかった。

その2人組、アンドラに入ってから下ろしたんだけど、「警察の前で下すのはやめてー!」っておばちゃんが…。
何かやましいことあったんですか??


お金にそんなに余裕がないからヒッチハイクやってみたいんだけど、やっぱり女一人でってのは勇気がない。
でも女の人一人で立ってるのも見かけたので意外と平気なのかな?とか思ったり。
よっぽど金に困ったらやってみよう…。



アンドラ国内の思いでより、ウクライナおばちゃんの方が圧倒的に印象深いんですけど。笑
でも簡単に国を行き来できるってのは日本では不可能なので、これも良い思い出です。

すごいよお父さん!
2009/02/24(Tue) 00:50:12
土曜の朝にとうとうAさんが出発してしまった。
数日だったけど、Aさんと一緒に過ごせてホントによかった。
というか、迷惑かけまくりでした…。ごめんなさい。。
これからは一人できちんとやっていきます!



そのAさんを駅まで見送りに行き、その後この家のお父さんと初の2人での仕事!
ちゃんと指示を理解できるか不安でドキドキ。

この日は近所のお城の庭での材木切り作業。

滞在してる家は大きくて”お城のよう”だけど、まだ家といえる範囲、かな?
でも出張先はホントにお城。
規模が違う。
庭も広くて、どこの自然公園ですか?みたいなかんじ。
朝には野生の鹿まで現れた。


ところで我が家のお父さんは何でもできる。
できないことが無いんじゃないかってくらい、ほんとに何でもできる。



この日はクボタのトラクターと大きな裁断機とトラックを駆使して、樹齢百数十年?はある大きな木をどんどん板状にしていってしまった。
わたしはというと、午前中はどこからかやってきた2人のイギリス人がせっせと板を運ぶので特に出番なし。
たまにお父さんに「あれ取ってきて」とか簡単な指示があるのみ。

が。
午後はその2人が別の仕事をし始めたので、わたしがその板を運ぶ役目。
板と言ってもそれなりに分厚いし、なんといってもかなり長いので運ぶのはけこう大変。
明らかに大きすぎてわたし一人では無理なものは「それは後でいいから」と言ってくれるけど、それ以外は無言で持って行けと差し出される。
「お父さん、女子にこれを運ばせるのですか?」と内心文句を言いながらも、それ以外できることがないので頑張ってみる。
女子とか言ってみたけど、飲食業を長くやってきたわたしはそれなりに力がある。
重いよーとぶつぶつ言いながらもそれなりに持ててしまうのです。

結果、彼に「君、力持ちだね」とグッジョブサインを出される。
女子に向かって(まだ言ってみる)そのほめ言葉はどうなんだ?と思わなくもないけど、やっぱり嬉しい。


ところで、一緒に作業した2人のイギリス人と共に、この城の主もイギリス人とのこと。
お父さんはオランダ人。
わたし日本人。
フランスの片田舎で、この組み合わせはおかしいよね?
ここはどこ??状態。

ちなみにそんな組み合わせなので共通語は英語。
わたし会話に入れません。
ま、フランス語でも無理なんですけどね。



さて、農家のおじさんだと思っていたら林業・材木業もやってのけてしまうお父さん。
あと何ができるかというと、ギター弾いて歌うたいます。
これがなかなかの美声。
乗馬もかなりこなすらしいし、大工作業もお手の物。
今住んでいるお城はかなりボロボロだったのを修復してしまったらしい。
料理もそれなりにできるっぽいし、洗濯物だってたたむ。
そして、オランダ語・英語・フランス語を操る。(フランス語は苦手みたいだけど)

何かできないことありますか?と聞きたくなってしまうほど。


そんなお父さん。
Aさんの日記を読んでみるとケビン・コスナーに似てるって書いてあるけど、わたしはインディジョーンズにしか見えません。

お城の庭で、折れた木の先が別の木に引っ掛かってしまってるのを引きずり降ろさないといけなかった時。
帽子をかぶってロープを操るお父さんに思わず惚れそうになりました。

べつにハリソン・フォード、好きじゃないんだけどね。笑


ミディピレネー
2009/02/21(Sat) 07:25:41

という地方にいます、現在。

ミディピレネーがどこかって言うと、フランスの南西部、スペインとの国境になるピレネー山脈のふもとになります。


7ff32600.gif


ストラスブールからは一度パリに出て、そこからミディピレネーの中心都市・トゥールーズへ。
そこからさらに電車で1時間、車で約30分。
ストラスブール~パリが約2時間、パリ~トゥールーズが約5時間。
とても1日では移動できる距離ではなく、パリで一泊。
移動にいったい何時間かかったのか??



今回お世話になるのは、大きなお城のような家に住むオランダ人一家。
一家はそのお城で民宿を営んでます。

わたしはここで、主にご主人のお手伝いをするみたい。
仕事はいろいろバラエティーに富んでいて、とりあえす初日は馬小屋の掃除をした。
馬糞まみれ。笑
でも本格的に「仕事をする!」ってのはフランスに来てほぼ初めてなので、どんな仕事でも嬉しい。
あとはたまに料理したり、家族スペースの掃除をしたりとか。
らしい。。
まだ詳しいことは分からない。
これから楽しみ♪



なによりも頑張ろうと思っていたコミュニティー面は、結構挫折気味。
自分のボキャのなさ、聞き取り能力の無さにホントにうんざり…。
いつもAさんに助けてもらってばかりで。

そのAさんも明日出発してしまう。
この先は自分でちゃんとやっていかないといけないのだ。
正直自信がない…。
が、やるしかないのだ!
ファミリーの皆様はホントにいい人たちなので、ちゃんと仲良くなりたい。



Aさん曰く話題には事欠かない滞在地らしいので、なるべくたくさんブログ更新していきたいな。
とりあえず到着してまだ3日目だが、すでにネタのストックができてしまっている。
染みついたサボり癖をなんとかしなければ!!

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