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失うものはなにもないから、やるだけやってみれば?
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誕生日:
1980/10/18
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フリーター
趣味:
いろいろ
自己紹介:
2008年度のワーキングホリデーで渡仏を計画中。

元パティシエール、現なんちゃって料理人。

音楽好き、ライブ好き、マンガ大好き。
オタク臭プンプンです。
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収穫祭り
2009/04/04(Sat) 05:43:48
ヨーロッパの人間が全部そうなのか知らないけれど、とりあえずフランス人が米を炊く時は大量の水を鍋に入れる。
そしてふたも閉めないで加熱し、米が柔らかくなったら、なんと!
余った水分をザルで濾すのだ…。

初めてその光景を目にした時、おもわず「なにやってんのーーーー!!????」と叫びそうになった。
ほとんどの日本人がそうなるだろうと思う。
これがフランスに来てからの1番大きなカルチャーショックかもしれない。
たぶん彼らには「炊く」という意識はなく、米は茹でるものと思ってるっぽい。
先日わたしが日本式に米を炊いていたら、「さっきの少ない水でどうやったの?」と本当に不思議そうにしていた。

日本ではこれが当たり前です。

ちなみにロバ父さんの所では袋に入れたまま湯煎したら食べられる米も見た。
炊けたご飯を真空パックしてるやつじゃなくて、ほんとに生の米。
これもかなりの衝撃だった…。


自分の知っている世界がすべてではないってことがよくわかりますね。




さて。
毎週土曜日は近くの町でマルシェがあるようで、金曜日の仕事は主にマルシェに出すための野菜の収穫になる。

現在収穫できる野菜の畑はキャラバンからは遠いので、収穫専用の車に籠なんかを乗せて畑に向かう。
帰ってくる時は籠は重くなってるので、車で行く方が何かと便利。


その収穫専用の車なんだけど


CIMG1525.JPG

こんな感じです。

後部座席とトランクの扉がありません。

初めてこの車を見た時はまさか走るとは思わなかったけど、立派に役目を果たします。

見た目もかなりのものだけど、中もけっこう凄い。


CIMG1653.JPG

シートの中身が丸出しでボコボコ。
後部座席のシートはない。


いったいどこから拾ってきたんだ?と思うような代物。

扉、盗まれたのかしら?




CIMG1654.JPG
収穫したらこんな感じ。
ネギが美味しそうですね。



今日は前もってかなりの量の収穫を行うことを知らされていた。
現在畑にできている物をほとんど収穫して、次の栽培に備えるためらしい。
こんなの絶対に終わるわけないよ、と思うような量。

しかし昼から助っ人が2人登場。
たぶんセバスの友達?

そして手で一つ一つ引っこ抜いていくのかと思っていたら、トラクターでガガガーーーっと畑をひっくり返し、その後現れた野菜たちを手で拾っていくという方法だった。
かなり楽な方法だけど、傷ついた野菜もたくさんでちょっと悲しい。



CIMG1651.JPG
収穫中、男性陣にカメラを向けみた。
アホなことしてるのはセバス。



ここの畑はオーガニック。
ぜんぶ自然のまま。
というわけで、雑草が山のように生えている。

オーガニックだからこそ手間をかけるのかと思っていたら、ここはそんなことないらしい。
水をやる以外はほったらかしっぽい。
サラダの周りにも雑草がいっぱいで、一緒に刈り取ってしまったりすることも。
「これが普通なの?」と聞くと、そうだという。
「(雑草を)抜きたかったら抜いてもいいよ」という適当っぷり。

うーん、これでいいのか。。。



明日はあこがれのマルシェへ!
買い物に行くんじゃないんです!
出店してきますよ!


そして、渡仏後初の美容院へ…。
いったいどうなることやら?
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サラダ
2009/04/02(Thu) 04:59:34
先日、買い出しから帰ってきたセバスがわたしに一本の折り畳みナイフを渡してきた。
フランスの老舗ブランドOPINELのナイフ。

「これは君のナイフだよ」

レタスの収穫の時やそのほかにもいろいろナイフが必要になることが多い。
セバスの心づかいが本当にうれしかった。
もう一本、ペギーにもわたしと色違いの物を。
スタージュかと思ってたけどどうやらここの従業員?ぽい青年はすでに同じナイフを使っている。

なんだかちゃんとした仲間になった気分。



これはフランスだけじゃないのかもしれないけど、いつもポケットに折り畳みナイフを入れている男の人が多い。
ちゃんとしたブランドのもので、一生使えるもの。
折り畳みナイフは、大人の男性の証。

わたしは女だけど、刃物が大好きなので(危ない意味じゃないです)いつもポケットにナイフが入ってるのはなんだか気分がいい。

一生の宝にします!




ところで、フランス人はわたしたちがひっくるめて「レタス」と呼ぶ葉物野菜のことをサラダと呼ぶ。
わたしはサラダと聞くとどうしても、お皿に盛ってあってドレッシングがかかっている食事の一皿を想像する。

初めてここにきて畑を案内してもらったとき、ビニールハウスの一つで「ここがサラダだよ」とセバスは言った。
まだ小さい苗の状態のものも、名札を見ては「これはサラダだね」
レタスの周りの雑草を刈ったことがあったけど(芝生の中にレタスが生えてる状態だった…)、思わず見落として踏んづけてしまいそうになった時も「そこサラダあるから気をつけて!」と言われた。

うん。
なんだか可愛くてこの言い方好きです。



昨日今日は玉ねぎの植え付け。
トラクターの後ろにつけた特殊な道具で畑に一定間隔に印がつけてあって、そこに小さな豆のような玉ねぎを埋め込んでいく。
単純作業だけど、畑がかなり広いので結構しんどい。
しゃがんで埋めて、立って移動して、の繰り返し。

「ジャガイモの小さいやつを種イモというのなら、これは種ネギかしら?」
とかどうでもいいことを考えながら黙々と埋め込む。
時々喋るけど、どこまでやったか分からなくなるから基本だまってる。

昨日も今日も雲一つない晴天で、ちょっと暑いけどちょうどいい気候。
長くのびるトラクターが作った畦がとても美しく見える。



しかし現在風邪っぴき中。
大したことないからいいけど。
実は1月に大風邪をひいてたんだけど、その時に比べればぜんぜん平気。
とりあえず熱はない。


今日は水曜日で小学校はお休み。
セバスの息子が畑に遊びに来ていた。
昼からはセバスの友達がたくさんやってきて、バーベキュー。
子供連れも何組か。

わたし風邪移してなければいいけど…。
アンジェで失った1時間
2009/04/01(Wed) 05:39:23

さてさて、アンジェへ行ってきましたよ。

アンジェまでは最寄りの駅から30分ほど。
比較的大きな街だった。
白い新しめな建物が多くて、ヨーロッパの古い町の重厚感というものはなかったけど、住むにはうってつけな感じだった。
第2次世界大戦でかなりダメージを受けたらしく、だから新しい建物が多いらしい。
それでもいくつかは歴史的建造物も残っていて、古い家屋はコロンバージュと呼ばれる木の梁が壁に埋め込まれてる建物で、アルザス建築によく見るのと同じ。
アルザス独特のものなのかと思ったら、こっちの方でもよくあるみたい。


綺麗な近代的な駅を出て、街を歩くこと約5分。
突如現れる街のシンボル、アンジェ城。

ロワールのお城と聞くと、森の中に立つ優美な白亜の城を想像するけど、アンジェ城はそういうのとは違った。



CIMG1604.JPG

城塞ですね。


よく整備された近代的な街から一転、いきなり現れるこの城。

でも中は綺麗なフランス式庭園になってたり。


CIMG1634.JPG


街も城も二面性が激しいというか。



他には古い街らしく、カテドラル。


CIMG1612.JPG

そこまで大きくないし装飾もそれほど華美じゃないけど、白い石でできていて優美な感じ。



城もカテドラルもそして街中も工事中のところが多かった。
カテドラルの門が見れずに残念。
城も工事の為に入れないところがあった。




着いた日はすでに夕方で、城の外観とカテドラルを見ただけで終わった。

セバスの彼女、アニッサの仕事が終わるのを待って、バーへ繰り出す。
そこでかなりの量のワインを飲んだ…。
久しぶりに吐くかと思った。笑
一緒にチーズとシャルキュトリーも大量に摂取。

ロワールは、豚肉の加工品が美味しい。


アニッサの行きつけのバーで、次から次へと彼女の友達が現れる。
最初の頃は名前をちゃんと覚えようと努めたけど、酔いが回ってからは諦めた。笑


多少の気持ち悪さを抱えながらも、陽気ににグルグル回る頭でアニッサの部屋へ帰って撃沈。



次の日はアニッサが働く映画館へ日本映画を見に行く。
タダで見させてもらった♪。

映画の話はまた別に。


その後はまた街をブラブラ。
そんなに見どころが多いわけじゃないけど、知らない街を歩くのは面白い。

城の中も見物。

近くに大きな湖があるらしいので、今度は自転車を持ってきて行ってみよう。


この日のうちに帰るつもりだったけど、泊まって行きなよと勧められたのでお言葉に甘えてみる。

仕事が終わったアニッサと帰宅して、夕食を取りながら本日2本目の日本映画鑑賞。

彼女が友達から借りてきた「黒い河」という映画。
1950年代のもので、もちろんわたしゃ知りません…。

かなり意味不明な内容で、なにが言いたかったの?と思う作品。
これ名作なのかしら?


で、次の日の朝帰宅。
かなりゆっくりさせてもらった。

仕事始めるの遅くなったけど、誰も何も言わない。
セバスに楽しかったと言うと、とても満足そうだった。

ここはこれでいいんだ。




で、アンジェに着いた日の夜中からサマータイムに変更になった。
29日になったとたん、0時台はなくていきなり1時となる。
んだろうけど、あんまりみんな話題にしない。
わたしも前もって聞いてたけどすっかり忘れてて、バーでお開きになって帰り際に誰かが言いだして「そういえば」って。
他のフランス人もそんな感じで、「え、それって今日だっけ?」とい人を何人も見た。

そんなんでいいのかしら?
だって、気づかないまま月曜になっちゃったら、学校や仕事遅刻じゃない?
さすがにそんなことはない、かな?


生まれて初めての時間の変更。
これってタイムスリップ?と思いたいけど、どうにも1時間損した気分。
ま、冬時間に戻るときに取り戻せるのか。
いつかは知らないけど。


そして1時間プラスされたことによって、太陽の位置と時間の感覚が合わなくてちょっと戸惑う。
仕事中は時計を持ってないので、太陽の位置でだいたい何時頃かと憶測していた今日この頃。

今はちょうど9時くらいに外が真っ暗になるのです。
変な感じ。

煙草とバイオダイナミック
2009/04/01(Wed) 04:47:21

 

ここにきて1週間が経った。


週末はセバスがどこかに出かけているので、畑には誰も来ない。

心おきなくネット三昧だ!と思っていたら、昨日からまたもやネットが作動しない。
いつもなら朝はちゃんとつながるのに、今日は完全にダメ。
さすがにおかしすぎる。

 

一昨日とその前の夜は、スタージュのペギーがキャラバンに泊まっていた。
ペギーは一番わたしのことを気にかけてくれている。
いつも何かをするときはわたしのことも誘ってくれる。
「今日はあれをやるから一緒にくる?」という感じ。

初対面からすごくフレンドリーで、2人でいても全然気詰まりじゃない。
そんな彼女が大好きなのだが、時々なんだかテンションがおかしい。
そう思っていたら、こないだ「たまにハシシやるんだ~。高いからほんとに時々だけどね。あはははは~」と言っていた。

ま、いいけどね。


もしかしたらセバスもやっていたのかもしれない。
今はそんな感じしないけど、以前わたしはタバコを吸わないという話をしていたとき、「ほんとに1度もないの?ドラッグも??」という風に聞かれた。

タバコはともかく、ドラッグは犯罪です!

 

フランス全土のカフェやレストラン、公共機関では完全禁煙で、喫煙者にはなかなか厳しい環境なはずなのに。
年々喫煙者の数は減ってきているらしいが、それでもみんな吸っている。
そしてなぜかオーガニックにこだわる人間もタバコを吸う。
ここに来る人間もかなり喫煙率が高い。
みんなそこら辺で吸っては、吸殻をポイポイ投げ捨てる。
オーガニックの畑の傍でだ!

なんなんだろうね、これは?


そしてフランスのタバコは高い。
よく知らないがたぶん高い。
なのでよく見かけるのが、自分で紙に巻いて吸っている人たち。
その方が多少安いらしい。
タバコを吸うためにはまず巻き巻きしないといけない。
慣れてる人はそんなこと思わないんだろうけど、めんどくさそうだなとわたしは思う。
そこまでして吸いたいの?


そして外国のタバコのパッケージには容赦なく怖い言葉が書いてある。
日本みたいに「健康を害する恐れが~」みたいな遠回しな表現じゃない(今は違うんだっけ?)。
そのまんま「タバコはあなたを殺します」と書いてある。


ここに来てから何人かに「タバコ吸わないの?」と聞かれた。
吸いませんと答えると、「その方がいいよ!」とタバコ片手に言われる。

喫煙者の気持ちはわかりません…。

 

そういえばここに来たその日に、セバスの友人の家のディナーに招かれた。
その家は3歳になる女の子がいて、もう一組来ていた友人夫婦が10カ月の赤ちゃんを連れていた。
そしてその家の奥さんは妊娠中。
それに気を使ってか、タバコを吸う人間はわざわざ家の外へと向かう。
外は寒いので、まず家の中でタバコを巻き巻き。
そして、コート・帽子・マフラーの完全防寒で喫煙へ。

なんか笑える光景。

バーやレストランの外でもよく見る光景だけどね。

 


それにしてもその時のディナー。
フランス式ディナーでまじで長かった…。

わたしたちが7時過ぎに到着。
その後しばらくおしゃべり。
8時前にもう一組が到着。
わたしはかなり腹が減っていたので、これでやっとご飯だ!と思ったら、そこからアペリティフ。
空腹でも勧められるままにワインをいただく。
9時にやっとメイン料理登場。
さらにワインを勧められる。
そしてメインのタジンがとてもおいしかったのでおかわり。
しかし後々それを後悔。

しばらくフランス文化とは遠ざかっていたので(笑)、すっかりフランスの食事がどんなものか忘れていた。
ロバ父さんの家では、メインを食べて終わりだったのだ。

そこから、サラダ・チーズ・デザート・カフェが出てくる。
タジンですっかりお腹いっぱいになっていたので、泣く泣くチーズを断念。
デザートも少しだけ。
カフェのときにはショコラを勧められたが、一かけらだけ。
いろんな種類があったのに…。

そして食べ物が出てくるたびに新しいワインを勧められる。
たぶん4杯くらい飲んだ。
かなりベロンベロン。
仕上げに、カルヴァドスのようなリンゴの強い酒を飲まされる。
ボトルを見たらアルコール16%と書いてあったので、まあ大丈夫だろうと思って飲んだら、むせた。
ブランデーかこれ!?
ボトルと中身は一致してなかったらしい…。


そんなこんなで、じゃあ帰りましょうとなったのが12時前。
この日は長距離移動でひたすら電車に揺られ、知らない人に囲まれつつの食事、かなりの量の酒で、もうクタクタ。
それでも楽しそうに会話をする人たちの前で帰りたい素振りはできず。
セバスがそろそろ帰る?と聞いてきたときは、内心嬉しくてしょうがなかった。笑


フランスの週末の食卓はこんなの当たり前。
決して豪華な食事をしているわけではないけど、時間はほんと長いです。

 

 

今日は夕方からアンジェという街に行く。
セバスの彼女(たぶん)がアンジェに住んでいて、畑に一人ぼっちになるわたしを憐れんで「せっかくだからアンジェにでも行けば?」と勧めてくれた。
なのでありがたく行かせてもらうことにした。

そんなわけで、明日はアンジェ観光だ!

繋がってます!
2009/03/27(Fri) 05:49:18
現在夜の9時半。
それでもネットが繋がってる!
これまでの数日はなんだったんだ?

しかし、明日も無事繋がるかどうかは分からない…。



今日はキュウリの種植えをした。
とっても農家っぽい仕事だけど、今日した仕事らしい仕事といえばそれだけ。
時間にして1時間もない。
わたしは土に種を埋め込んだだけ。


それ以外の時間は日曜大工に精を出す。
花を植えるためのプランターを手作り。
でもそれは仕事じゃなくて趣味?
こんなのあるといいよね~とスタージュの人と話して、勝手に作ってるだけ。

それにしても、釘一つまともに打てないわたしは役立たず。
誰か釘をまっすぐ打つ方法を教えてください。



昼食はセバスとその日いるスタージュ達と取るのだけれど、おフランスらしく昼真からワインが出てくる。
わたしは基本的に勧められたものは断らないので、一緒にカンパーイ!
これが毎日。

そして夜も好きに飲んでいいよと言われているので、気が向けば飲む。
とりあえずここにきて夜も毎日飲んでる。笑


わたし確実に酒強くなった!
日本ではごくごくたまに甘いカクテルを飲むくらいで、ワインなんてグラス1杯飲んだら頭クラクラだったのに。
やっぱりすぐ顔は赤くなるけど、とりあえずグラス1杯だったら飲んだ直後でも仕事ができる。



わたしここに長くいたらダメな人間になる…。
いろんな意味で。
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